「計画の評価」レポートの「予測分散曲面」は、任意の2因子の関数として、相対的な予測分散の曲面をプロットしたものです。プロットを回転させ、向きを変えるには、プロット上をクリックしてドラッグします。設定パネルの表示/非表示を切り替えるには、「予測分散曲面」の赤い三角ボタンをクリックし、[設定パネル]を選択します。
図16.11 予測分散曲面
「設定パネル」には、プロットを調整するためのオプションが含まれています。
応答グリッドスライダ
[グリッド]チェックボックスをチェックすると、特定の分散に対応したグリッドがプロットに描かれます。分散の値はテキストボックスに表示されています。スライダによって、グリッドの位置を変更できます。また、テキストボックスに分散の値を直接入力することで変更することもできます。テキストボックスに値を入力した後、テキストボックスの外をクリックすると、プロットが更新されます。
独立変数
このパネルでは、プロットに描く2つの因子を選択したり、それら以外の因子の値を指定したりします。それら以外の各因子の値は、スライダやテキストボックスによって指定します。軸として使われていない因子を指定の値に固定したときの曲面が、3次元の断面としてプロットに表示されます。スライダを動かすと、断面がさまざまに変化します。
[グリッド]チェックボックスは、それぞれの因子のグリッドを表示します。グリッドの位置は、スライダによって変更できます。
[Z軸のスケールをロック]は、Z軸を現在の値で固定します。これは、軸として使われていない因子のスライダを動かすときに便利です。
表示形式
「予測分散曲面」の外観を変更するためのオプションが含まれています。
解像度
曲面を計算するために評価する点の数をスライダーで調整します。
平行投影
[平行投影]チェックボックスをオンにすると、2次元への投影方法が平行投影(orthographic projection)となります。
等高線
等高線の位置を制御するためのメニュー。等高線は、応答変数が特定の値をもつものをつないだ線です。デフォルトでは等高線は表示されません。等高線を[下]・[上]・[曲面上]に配置することもできます。