「最小2乗法によるあてはめ」レポートの[予測式の表示]オプションを使用すると、推定されたモデル式が表示されます。この予測式は、応答変数の予測値を求めるのに使えます。Figure 3.18は、「Drug.jmp」サンプルデータを用いた例です。表示される予測式は、JMPで使うことができる計算式の形式になっています。この例では、投与前値がx = 10で薬剤aが割り付けられた患者に対し、その応答の予測値は、–2.696 ‐ 1.185 + 0.987(10) = 5.99のように求められます(説明のために、数値は丸めています)。
ヒント: 予測式に表示されている数値の表示桁数を変更するには、[ファイル]>[環境設定]>[テーブル]を選択し、「デフォルトのフィールド幅」の値を変更します。
図3.18 予測式