「分析」スクリプト「被覆配列」プラットフォームで生成されたデータテーブルに含まれる「分析」スクリプトを使って、失敗に寄与していると考えられる因子または因子の組み合わせを特定します。決定論的な順位、または確率論的な順位を使用します。
「分析」スクリプトを実行するには、「応答」列に次のような値を入力してください。
• 応答の値として、「失敗」に対して0、「成功」に対して1を入力してください。
• 分析を実行するには、少なくとも1つの失敗が必要です。
試験を行わなかった場合などは、欠測値を入力してください。応答列の名前は変更できます。
「分析」スクリプトは、2つのセクションから成るレポートを作成します。
「被覆配列分析」レポートの「要約」セクションには、成功した実験数、失敗した実験数、応答が欠測している実験数が表示されます。
「被覆配列分析」の「失敗分析の詳細」セクションには、因子ごとの失敗の要約が表示されます。この情報は、失敗の原因を特定するのに役立ちます。デフォルトの度数による順位付けを使用するか、Bayesバグ特定分析のための[事後確率による順位付け]を選択します。詳細については、バグ特定を参照してください。
「k因子間の交互作用」レポートのkは、失敗を検出する交互作用の最小次数です。(検出(detect)の定義については、被覆配列と強度を参照してください。)この表には、以下の3つの列があります。
因子
失敗が生じたk個の因子の組み合わせすべてが表示されます。
水準
失敗が生じたk個の因子の値が表示されます。
失敗数
「水準」列にあるk個の因子の組み合わせで失敗が何回生じたかを示します。
メモ: 失敗が生じた実験は、「水準(Failure Levels)」列に一覧されているk個の因子の各組み合わせにおいて、複数回カウントされます。
「<k>因子間の交互作用(<k> Factor Interactions)」レポートの行は、データーテーブルと動的にリンクされています。レポート内で行を選択すると、該当する行がデータテーブル内で選択されます。
バグ特定は、「失敗分析の詳細」セクションで[事後確率による順位付け]を選択した場合に使用できる手法です。Bayes推定を用いたこの手法は、事前情報に基づいて、因子の組み合わせが失敗の主要因である確率を求めます。
事前確率の初期化
事前確率の初期化方法を指定します。
重みなしの事前確率 (編集不可能)
[続行]をクリックすると、すべての因子に等しい初期確率が適用されます。
重みなしの事前確率 (編集可能)
[続行]をクリックすると、「事前重要度の表」が開き、各因子水準に相対的な重要度を割り当てることができます。
重み付き事前確率 (編集可能)
「因子および水準の順位付け」の表が開きます。「高」・「中」・「低」の順位を定義し、各因子に割り当てます。[続行]をクリックすると、設定を適用して事前確率が初期化され、「事前重要度の表」が開きます。
ヒント: 「事前重要度の表」または「因子および水準の順位付け」表で行を選択し、右クリックして[クイック入力]を選択すると、表の値を設定するためのウィンドウが開きます。
事後確率を求める組み合わせの最大強度
最大強度、つまり考慮される交互作用の最大水準を定義します。
戻る
事前確率を初期化するステップに戻ります。
順位の更新
事前確率に加えられた変更を反映するため、順位を更新します。
順位の更新後、「因子間の交互作用」レポートの代わりに事後確率の列を含んだ「バグ特定(確率に基づく順位)」が表示されます。
組み合わせの事前重要度を設定するかどうかで[はい]を選択した場合にのみ、以下のオプションが使用可能になります。
選択されている組み合わせに対する乗数
疑わしい因子の組み合わせを考慮に入れるために事前重要度を調整します。
選択されている因子のすべての組み合わせ(k次)
「名前」列で因子名を選択し、[実行]をクリックします。次数がkの因子の組み合わせをまとめた表が表示されたら、「乗数」を変更して各組み合わせの影響を調整します。
選択されている因子のすべての組み合わせ(2次~k次)
「名前」列で因子名を選択し、[実行]をクリックします。次数が2~kの因子の組み合わせをまとめた表が表示されたら、「乗数」を変更して各組み合わせの影響を調整します。
選択されている因子や水準だけの組み合わせ
「名前」列で因子名または因子の水準を選択し、[実行]をクリックします。組み合わせの表が表示されたら、「乗数」を変更して各組み合わせの影響を調整します。
組み合わせの削除
組み合わせの表から、選択された組み合わせを削除します。
順位の更新後、「<k>因子間の交互作用」レポートの代わりに事後確率の列を含んだ「バグ特定(確率に基づく順位)」が表示されます。