（順不同、敬称略）
John Sallは、世界をリードするビジネス・アナリティクス・ソフトウェア・ベンダーである、SAS Institute Inc.の 共同創設者 兼 執行副社長で、科学者やエンジニア向けに開発された双方向で可視性に優れた統計的探索ソフトウェア「JMP」の開発者であり、現在もJMPのビジネスを率いています。
また、Sallは、「アメリカ統計学会」や、世界的最大級の学術団体である「アメリカ科学振興協会(AAAS)」のフェロー（特別研究員）でもあります。
加えて、自身の国際自然環境保護への強い関心から、世界自然保護基金(WWF)の役員や、スミソニアン国立自然史博物館の自然史諮委員会の委員も務めています。また、ノースカロライナ州立大学の評議委員も務めました。
Richard Wisemanは、英国における心理学の第一人者です。彼の研究は超一流の科学論文誌に多く掲載され、アメリカの一般読者向け科学雑誌「サイエンティフィック・アメリカン」（Scientific American）のコラムで「現在世界でもっとも興味深く、革新的な心理学者」と称されています。
また彼は幸運な人とそうでない人の （測定可能な）行動習慣を調査し、科学的に幸運を呼び込む証明された方法を示した「運のいい人の法則（The Luck Factor）（角川文庫）」を含む数冊のベストセラーを書いています。
日本では、「よく眠るための科学が教える10の秘密（文藝春秋）」、「その科学が成功を決める（文藝春秋）」、「その科学があなたを変える、超常現象の科学（文春文庫）」、また「なぜ人は幽霊が見えるのか（文藝春秋）」などの翻訳書も出版されています。また、フジテレビの「奇跡体験アンビリバボー」にも、視覚トリックなどでよく登場されています。
彼の心理学をベースとしたYou Tubeチャンネル「奇妙な心理学（Quirkology、 https://www.youtube.com/user/Quirkology）」は、英国で非常によく視聴されているチャンネルのひとつです。また、ナショナルジオグラフィック・チャンネルの「脳トリック（Brain Games）」、ヒストリーチャンネルの「あなたは騙される！脳に仕掛けられたトリック（Your Bleeped Up Brain）」、ディスカバリーチャンネルの「怪しい伝説（MythBusters）」などのプログラムを考案しています。CBSの人気テレビシリーズ「メンタリスト」のオンラインコンテンツも制作しました。
英インディペンデント紙の姉妹紙「インディペンデント・サンデー」では、彼を「英国をより住みやすい国へ導く人トップ100」に選出しました。
Wisemanは、プロのマジシャンとしての彼の職業人生を始め、Inner Magicサークルのメンバーであり、エジンバラ大学で博士号を取得しています。
東京大学大学院医学系研究科 臨床試験データ管理学講座に所属し、データマネジャーとして臨床研究の品質管理に取り組んでいる。
2004年にパナソニックへ入社し、入社後４年間は当時の重点事業であるDVDやDSCに内蔵される光学部品の計測工法開発を担当。2008年よりリチウムイオン電池の工法開発・商品設計・海外慢性課題対策を担当し、その中でデータ活用の重要性を痛感し、製造ビッグデータの活用に関して、社内第一人者と議論しながら、EXCELでのデータ解析、Rを利用したアプリ、JMPを活用したシステム、と提案を進化させてきた。「製造業ならではの要望を如何にして汎用的にシステム化するか」について、皆様と議論させてもらえればと思っています。
2011年に早稲田大学創造理工学部を卒業後、株式会社セプテーニ･ホールディングスに新卒入社。入社後は新卒採用を担当し、学生時代の理工系研究で学んだスキルを活かして採用分野にアナリティクスの仕組みを導入。初めはエクセルを中心とした分析を行っていたが、扱うデータ項目や件数が増えるにあたり、人事におけるJMPの活用を提案。採用業務と並行して科学的な人材育成の研究を進め、採用分野に限らず、育成・配置の分野にもアナリティクスの技術支援を行った。現在は当分野の研究活動に専念するためのグループ内研究機関である人的資産研究所の研究員として、グループのHR強化をリードしている。埼玉県出身、27歳。
2007年、エイツーヘルスケア株式会社(旧ACRONET)に入社。臨床開発部で7年間のモニタリング業務に従事した後、臨床開発に対して横断的・俯瞰的な視野を習得するため、ジョブローテーションとして生物統計部に異動。1年間の統計解析・割付・DM経験等を経て、その後はフルスケール案件（プロトコル作成からモニタリング、DM、解析、CSR作成まで）のプロジェクトマネジメント・eTMFシステムの導入・A2主導のRBM Pilot Studyの推進といった全社横断的な業務に携わる。これらの経験を経て、2016年4月に新設された全社横断型組織である開発戦略本部セントラルモニタリング部に配属され、現在に至る。
1992年、京都大学薬学研究科博士後期課程修了。 「抗腫瘍性抗生物質エスペラミシンの活性化とDNA切断作用に関する研究」により博士（薬学）を取得。 明治薬科大学 薬剤学教室 助手、一年間のダンディ大学客員研究員、臨床薬剤学教室 講師を経て、2013年より明治薬科大学 臨床薬剤学研究室 准教授。 医薬品の薬効、動態、副作用・毒性といった臨床的な問題を解決するために計算機化学的なアプローチを試みている。 2009年、人工ニューラルネットワーク国際会議 “Environmental Toxicity Prediction Challenge”にてFirst-pass winner。 2015年、NIH主催“Tox21 DATA Challenge 2014”エストロゲン受容体部門にてWinner。
1984年3月東京大学工学部物理工学科卒業。同年4月横河北辰電機（現横河電機）入社。自社計測機器用の半導体デバイス、特に高速シリコントランジスタの研究開発に従事し、統計解析を活用。その後、半導体プロセスおよび生産技術の研究開発、半導体工場の新設、研究開発および製造ラインの設計や設備導入等に関与するとともに、マネジメントシステムのパフォーマンス改善として各種統計手法（Q7，N7，DOE，MVA）、統計的工程管理（SPC）、測定システム分析（MSA）等を推進。2002年に大手半導体デバイスメーカーに社外出向し、生産技術協業プロジェクトに参加。業務改善プラットフォームとしてのシックス・シグマを実践。
統計解析ソフトJMPのユーザーとして、2013年の第2回JMPer’s Meetingでは、実験計画法におけるJMPの「スクリーニング計画」機能について発表。2015年の第2回JMPer’s Meetingでは、JMPにアドインされた HOPE（Hierarchical Optimization for Prospective Engineering）の活用事例として、「HOPE理論を適用したエッチングシステムの最適化」を発表。現在、目白大学大学院経営学研究科博士後期過程で、総合質経営（TQM）の視点から、創造的活動の戦略的最適化を研究中。
大学時代は社会学を専攻。社会心理学、)組織心理学を中心に学ぶ。 大学卒業後、マーケティング関連会社勤務を経て、産業カウンセラー、精神保健福祉士、キャリア・コンサルタント等の資格を取得。 EAP（Employee Assistance Program：従業員支援プログラム）サービスを提供するプロバイダーで、相談室カウンセラー、組織人事コンサルタントとして勤務後、独立。 現在、企業の組織開発、人材開発の業務に携わりながら、社会人大学院生として、目白大学大学院経営学研究科の博士課程に在学中。組織人事領域の質問紙調査・質問紙実験に基づく解析と設計を研究テーマとし、企業実務に応用可能な研究に取り組む。
http://researchmap.jp/sho-kawasaki/
安井清一、東京理科大学理工学部理工学部経営工学科助教。2006年に博士（工学）学位を取得。所属学会は、日本品質管理学会、日本統計学会、日本分類学会、精密工学学会。研究分野は、統計的品質管理。特に、統計的工程管理において、高歩留まりプロセスのための管理図、プロファイル・データをモニタリングするための管理図を研究している。また、ロバストパラメータ設計を含む実験計画法を研究。統計的品質管理の実践として、製造工程における品質改善、ばらつき低減のためのデータ解析も行っている。
共同発表者である大宮喜文博士は、東京理科大学理工学部建築学科の教授で、防災リスク管理コースのコース長である。大宮教授は、東京理科大学で火災安全工学を学び、博士（工学）の学位を授与している。これまで700編以上の論文を執筆し、火災安全工学に関係するプロ―シーディングやテキストの編集を多く経験している。大宮教授は、日本火災学会や日本防火技術者協会の理事を歴任し、また、SFPE、IAFSS、ISO92/SC4のメンバーでもある。
日系自動車メーカ、外資系化学メーカなどを経てアルテアエンジニアリング株式会社にコンサルティング部門長として入社、主に自動車・重工・造船メーカなどを対象に技術コンサル提案とプロジェクト管理を行う。 CAEと統計手法を組み合わせたソリューション提案が得意であり、自動車技術会などで定期的に研究成果を発表している。最近の研究課題は、車体NVH特性のロバスト設計や確率論的評価手法の開発である。パターン認識と機械学習の活用、およびデータ同化手法に興味があり、継続的に実用化研究を行っている。 同志社大学大学院工学系研究課機械工学修士課程修了。東京大学大学院工学研究課機械工学博士課程満期退学。筑波大学大学院国際経営プロフェッショナル専攻修了。
原薬の合成ルート探索、プロセス開発、及びスケールアップ研究に従事している。原薬のプロセス開発研究にJMPを活用して、プロセスパラメータの変動にも適応できる頑健なプロセスの確立を推進している。当社では、5年ほど前からJMPを本格的にプロセス開発研究に活用し始め、現在では、統計学的視点からJMPで得られる結果を解析し、効率的かつ有意義なデータ取得ができる体制を整備中である。 また、従来の一部実施要因計画や中心複合計画だけでなく、カスタム計画や決定的スクリーニングのような効率的に実験データ取得を行える実験計画にも興味を持っており、CMC開発のスピードアップを目指して今後の業務活用を整備中である。
首都大学東京システムデザイン学部経営システムデザインコース研究生(Ph.D. Candidate in Engineering)。 武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科卒業(学士(造形学))。 デザイン事務所でエディトリアルデザイナーとして勤務後、デザイナーと研究者という2つの視点からデザインを分析できないかと考えはじめる。 東京都立科学技術大学大学院工学研究科博士前期課程インテリジェントシステム専攻を修了(修士(工学))。首都大学東京工学研究科インテリジェントシステム専攻博士後期課程単位取得退学。東京大学大学院情報学環交流研究員を経て、現在．主な研究対象は企業のマーク・シンボル・ロゴタイプ(総称して「企業ロゴ」と表現することがある)だが、デザインを作る人の意図と、デザインを見る人の感じ方が違っていることによる、心理的、社会的、経済的影響に焦点を当てている。
JMPジャパン事業部のシステムエンジニア。現在は大学や大学院等アカデミック分野のお客様を担当しており、JMP製品活用のためのセミナーの講師、JMPのデモンストレーション、Webでの技術情報（文書・動画）の公開等、JMP製品のプリセールス業務に取り組んでいる。 前職ではデータバックアップ製品等を扱う外資系ソフトウェアベンダーで、エンタープライズのお客様担当SE、製品スペシャリストSE、レベル3テクニカルサポートエンジニアを経験。 データ分析に関しては、学生時代の研究で統計解析ソフトを用いて分析を行った経験や、前職のテクニカルサポート時にお客様からの問い合わせ内容の分析を行って、その傾向等を視覚化し、 改善につなげた経験等を持つ。現在は、これまで以上に様々な学問分野でJMP・JMP Proを活用いただくためにはどのような活動が最適であるかを考えつつ、日々の業務に取り組んでいる。Proを活用いただくためにはどのような活動が最適であるかを考えつつ、日々の業務に取り組んでいる。
JMP 4からのユーザで、SASはJMP以前から使っています。前職では、各種のJMPを用いた統計教育を行いつつ、JMPの社内での普及活動を行ってきました。この成果は適宜、JMPer’sミーティングで紹介してきました。定年退職後は、自営業的コンサルティング会社を設立して活動を続けています。最近、日本の多くの学問分野（生物統計を除く）における実データの統計解析能力が集団的に衰退しつつあることを実感しています。定量限界を含むデータの統計解析は、多くの学問分野に関係する共通の課題ですが、日本語の論文を数編見出すことは出来ても単発的かつ専門的で啓蒙的ではありません。左側打ち切りを含むデータは、パラメトリックな生存時間解析で取り扱えることは、古くから生物統計では知られていたのですが、啓蒙活動のためには「生存時間解析」は禁句です。普及のためには、故芳賀先生が実践されていた「レンガを積むがごとく」進める必要があります。今回もExcelでの結果とJMPでの結果を対比しつつ段階的に解説いたします。これは、最小2乗法の世界に閉じ込められている人達に対して最尤法の世界への招待状でもあります。
専門分野：上部消化管外科学、腫瘍外科学、腫瘍病理学、分子生物学
主な研究テーマ：がん微小転移、超早期がん診断
学歴・職歴： 1993年 自治医科大学医学部医学科卒業。 1993年 新潟大学医学部第一外科 医員、 2004年 医学博士（新潟大学）、 2006年より 静岡県立静岡がんセンター 胃外科 副医長、 2009年より 昭和大学横浜市北部病院、2015年より 昭和大学江東豊洲病院 消化器センター外科 准教授
所属学会・専門医： American Society for Clinical Oncology (ASCO): Active Member, American Association for Cancer Research (AACR): Active Member, European Society for Medical Oncology (ESMO)： Full Member, European Association for Cancer Research (EACR)： Active Member、 日本癌学会、 日本癌治療学会、 日本外科学会（認定医、専門医、指導医）、 日本消化器外科学会（認定医、専門医、指導医、消化器がん外科治療認定医）、 日本消化器病学会（専門医）、 日本がん治療認定医機構：がん治療認定医・暫定教育医
学術雑誌編集員：多数
研究： 科学研究補助金：2006年度～2007年度、基盤研究(C)、研究分担者、 科学研究補助金：2007年度～2008年度、基盤研究(C)、研究分担者、 厚生労働省がん研究助成金：2007年度～2008年度、班友、 科学研究補助金：2011年度～2013年度、挑戦的萌芽研究、研究代表者、科学研究補助金：2014年度～2016年度、基盤研究(C)、研究代表者
受賞・表彰： Nanoscience Award 2015: Prof.Joseph Wang Award
ブーランジェ博士は、フロリダ州オーランドのロリンズ大学の国際ビジネス学科の准教授である。彼女はまた、2016年秋から上海の華東理工大学で教鞭をとる。ロリンズ大学に入る前は、エグゼクティブ・グローバル・マネージャー (モトローラの品質担当ヴァイスプレジデント) 、コンサルタント (JISC-スタティスティックの会長)、および研究者 (AT&T ベルラボラトリのテクニカルスタッフメンバー) など、豊富なキャリア経験をもっている。彼女は、統計アプリケーションに関する ISO技術委員会の委員長、またビッグデータグループの座長でもある。
JMPジャパン事業部の技術エンジニア。JMP製品のテクニカルサポート、トレーニングやセミナーの講師、デモンストレーション、技術資料の作成など技術的業務に携わっており、現在は主に病院、製薬会社、食品会社を対象としたJMP製品のプリセールス業務を行っている。自身はJMP製品を売る側の立場だが、JMPユーザの一員でもあるという意識が強く、業務でもプライベートでもJMPを使ってデータ解析を行っている。前職も含めたデータ解析業務経験としては、製品の不具合要因解析、人材会社や病院の満足度調査解析、臨床研究における統計解析、プロ野球のデータ解析、売上予測などが挙げられる。現在は、公共機関が公開しているオープンデータに対し、どのような可視化が有効なのかについて興味がある。
マーク E. ジョンソン博士は、オーランド UCF での統計学教授。彼はASAの同僚、ISI の選ばれたメンバーおよび RSS公認統計学者でもある。彼は、多変量統計的シミュレーション (ワイリー応用確率統計シリーズ) の著者であり、また、BAMS、テクノメトリックス、バイオメトリクス、JASA、TAS、JSPI、およびリスク分析などの雑誌に寄稿している。マークは、大損害リスク (特にハリケーン) の広範な損害保険の領域でコンサルティングを行っている。
共同発表者である安井清一（博士）は、2006年に博士号を取得した東京理科大学の理工学部 経営工学科の助教である。彼は「Frontiers in Statistical Quality Control」に多くの論文を発表し、国際統計基準、ISO/TC69における日本の公式代表として活躍している。
1982年に筑波大学大学院社会工学研究科を中途退学後、22年間にわたり神戸商科大学で管理科学概論や経営情報概論などの科目を担当。その間、米国南カリフォ ルニア大学客員研究員、エバーグリーン州立大学交換教員、中国曁南大学交換教員を経験。2004年に神戸商科大学が姫路工業大学および兵庫県立看護大学と統合されて兵庫県立大学が発足した際に大学院応用情報科学研究科に転籍し、経営情報システム論やビジネスマネジメント基礎およびビジネスマネジメント応用、さらにはJMPを使用する経営系データ解析などを担当。関西学院大学大学院経営戦略研究科や立命館大学大学院テクノロジーマネジメント研究科でJMPを利用する統計系の科目の非常勤講師も経験。情報通信技術による旧来型組織の変革を目指しているのですが，現実にはあちこちで多くの壁にぶつかっています。著書の一つに「アンケート調査の方法」（1987年、朝倉書店、辻新六氏との共著）があり、JMPを利用した統計解析に基づく研究成果は、これまでにSASユーザー会において数多く発表してきている。
Geoffrey Mann（ジェフ・マン）は、生命健康科学業界向けJMPのプロダクトマネージャです。彼は製薬・ヘルスケア業界の臨床分野における視覚化と統計的発見ソフトウェアのニーズを探ることを役割としています。
2000年にSASに入社。SAS® Drug Development、SAS Clinical Data Integration、SAS Clinical Toolkit やJMP® Genomicsを含む生命健康科学業界が使用するソフトウェアの開発を支援してきました。Geoffは、CDISC(Clinical Data Interchange Standards Commission)の活発なメンバーで、CDISC ADaM (Analysis Data Model)チームのメタデータ・チーム・リードとしても活動しています。
Drew Fogliaは、JMPのライフサイエンスチームのプリンシパル・ソフトウェア・デベロッパーで、ソフトウェア開発者として25年以上の経験を持っています。現在、彼は新しいユーザーインターフェイスと改良されたコラボレーション機能をサポートする、より堅牢なインフラストラクチャを作成するJMP Clinicalの最新リリースの再設計を担当しています。
我が国独自のアイデアに基づく核融合プラズマ実験装置 LHD（大型ヘリカル装置）の熱輸送現象に関するデータ解析や、実験データベースと緊密に連携した形態で複数のシミュレーションコードを統合した「統合輸送解析システム」の構築を主導している。ドイツの研究者と統計的手法の共同研究を開始するに当たり、JMPの存在を知り、JMPの適用を進めるとともに、統計的手法による核融合プラズマの特性理解、予測精度の向上にプラズマ制御の可能性といった切り口を模索している。
第一三共株式会社 製薬技術本部 分析評価研究所所属。
学会発表等1: 保持予測モデルを用いた逆相液体クロマトグラフィーにおける三成分系移動相組成の効果的な最適化戦略、HPLC2013、アムステルダム、オランダ。2: 統計的保持挙動モデルに基く分離予測を用いた水相pH及び有機相組成の同時最適化、HPLC2015、ジュネーブ、スイス連邦共和国。
2004年にパナソニックへ入社し、入社後４年間は当時の重点事業であるDVDやDSCに内蔵される光学部品の計測工法開発を担当。2008年よりリチウムイオン電池の工法開発・商品設計・海外慢性課題対策を担当し、その中でデータ活用の重要性を痛感し、製造ビッグデータの活用に関して、社内第一人者と議論しながら、EXCELでのデータ解析、Rを利用したアプリ、JMPを活用したシステム、と提案を進化させてきた。「製造業ならではの要望を如何にして汎用的にシステム化するか」について、皆様と議論させてもらえればと思っています。
入社時の配属先は東芝計測事業部。その後半導体分野に異動するも一貫して計測分野に従事。特に画像計測を専門とした開発に取り組む。
JMPとの付き合いは足かけ8年に及んだ米国赴任中のこと。統計的データ分析は計測技術の一部を成すという考えのもと、より有効に計測データを活用してもらうためにJMPによる統計処理に目覚める。近年、より広範囲な技術分野へのJMPの活用を積極的に展開すべく活動している。
2007年に神戸大学経済学部を卒業し、同年に兵庫県庁に一般事務職として入庁。財産管理部門、社会福祉部門、道路企画部門を経て、2015年に兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科に派遣され、現在、２年次に在学中である。大学院ではビジネスマネジメントの基礎・応用、JMPを用いた統計理論等を学ぶ。また、プログラミングスキルを取得し、現在はオープンデータを活用した防災アプリを開発中である。
中国貴州省の凱里市にある凱里学院大学の外国語学部で日本語を専攻し、2013年に日本に初めて留学し、日本に留学中の2014年に中国の凱里学院大学を卒業しました。その後、2015年に兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科に入学しました。大学での専攻は日本語でしたが、大学院に入った後、ビジネスマネジメントを勉強しながら、経営系データ解析の授業でJMPを使用して、統計学の勉強を始めました。2016年７月に神戸で開催されたSASユーザー総会の「第4回ミクロデータ分析コンテスト」で、カテゴリーCで最優秀賞をいただきました。