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データテーブルとは、行と列で構成されたデータの集合です。Microsoft® Excel®のスプレッドシートに似ていますが、一部重要な相違点もあります。これらの相違点については、第 “JMPとExcelの相違点”で説明します。データテーブルには、ノート、変数、スクリプトなどの他の情報が格納されている場合もあります。これらの追加項目については、後述の章で説明します。
図2.4 データテーブル
データグリッドは、行列構成でデータを格納します。一般には、データグリッドの各行がオブザベーションであり、列(変数とも呼びます)がオブザベーションに関する情報を提供します。データテーブルでは、各行が被験者に対応し、12列分の情報があります。データグリッドでは12列の一部しか表示されていませんが、列パネルではすべての列が一覧表示されています。被験者ごとに、「生存日数」、「セル」、「処置」などの情報が記録されています。各列には見出し(列名)があります。列名は、テーブルの行数の合計には含まれません。
テーブルパネルには、テーブルの変数またはスクリプトが表示されます。データテーブルでは、「モデル」という名前で保存されたスクリプトが1つ表示されています。このスクリプトは、分析を自動的に再実行します。このテーブルには、「ノート」という名前の変数もあり、データに関する情報を格納しています。テーブル変数とテーブルスクリプトについては、後述の章で説明します。
行や列の追加、データの入力、データの編集など、データグリッドの操作については、「データの操作」の章(53ページ)で説明します。複数のデータテーブルを開くと、各データテーブルが個別のウィンドウに表示されます。