このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2   からご覧いただけます。


図16.27 2つの計画の交絡行列の要約
2つの計画の交絡行列の要約は、第 “同じ実験回数の計画”で作成された、「モデル」アウトラインに主効果だけを含む、「Plackett-Burman計画」と「決定的スクリーニング計画」の「交絡行列の要約」レポートです。「交絡項」リストには、すべての2因子間交互作用が指定されています。結果を見ると、「決定的スクリーニング計画」では、主効果は2因子間交互作用と直交していることが分かります。
「交絡行列」の詳細については、付録「技術的詳細」の「交絡行列」(713ページ)を参照してください。また、Lekivetz, R.(2014)も参照してください。
1.
[ヘルプ]>[サンプルデータ]を選択し、[サンプルスクリプトディレクトリを開く]をクリックし、「Compare Same Run Size.jsl」を開きます。
2.
スクリプトウィンドウ内で右クリックし、[スクリプトの実行]を選択します。
3.
Plackett-Burman計画のデータテーブルで、[実験計画(DOE)]>[計画の診断]>[計画の評価]を選択します。
4.
「X1」から「X6」まで選択し、[X, 説明変数]をクリックします。
5.
[OK]をクリックします。
「交絡行列の要約」の値は、これらの平均2乗値になっています。たとえば、2つの計画の交絡行列の要約における「X1」の平均2乗値を求めるには、「交絡行列」の「X1」行の要素を2乗し、それらの値を平均し、そして平方根を計算します。これにより、平均2乗値として0.2722が求められます。