このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2   からご覧いただけます。


図15.18 予測分散プロファイル
相対的な予測分散の最大値によって、計画を評価したり、比較したりできます。「予測分散プロファイル」の横にある赤い三角ボタンをクリックし、[予測分散の最大化]を選択してください。そうすると、JMPで使用される満足度関数によって、相対的な予測分散が最大化されます。このときに「予測分散プロファイル」に表示される最大分散値は、相対的な予測分散が最悪になる(つまり、計画領域のなかで予測分散が最も大きくなる)ときのものです。予測分散が最大となる因子設定は、複数、存在する場合があります。
最大の分散を示す予測分散プロファイルは、[予測分散の最大化]を選択したときの予測分散プロファイルです。このプロットでは「Design Experiment」フォルダの「Bounce Data.jmp」データテーブルを使っています。相対的な予測分散の最大値は、「シリカ」 = 0.7、「硫黄」 = 1.8、「シラン」 = 40のときに1.3598となります。ただし、他の因子設定においても、この最大値になる可能性がある点には注意してください。たとえば、「シリカ」 = 1.6、「硫黄」 = 2.8、「シラン」 = 60の計画点も、予測分散が1.3958です。曲面プロファイルを使って予測分散を評価する方法については、第 “予測分散曲面”を参照してください。
図15.19 最大の分散を示す予測分散プロファイル