このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2   からご覧いただけます。


dt = Open( "$SAMPLE_DATA/Big Class.jmp" );
csp = New Window( "プラットフォーム例",
	Outline Box( "Big Class.jmpの身長の分析",
		H List Box(
			cc = Control Chart(
				Chart Col( :Name("身長(インチ)"), "個々の
				測定値", "移動範囲" ),
				K Sigma( 3 )
			),
			dist = Distribution(Column(:Name(" 身長( インチ)")));
		)
	)
);
図11.24 例: 1つのレポートウィンドウ内に表示された複数のグラフ
先ほどのスクリプトを実行した後、参照cspに対してメッセージを送ると、ウィンドウを処理できます。この例におけるcsp はディスプレイボックスの参照で、プラットフォームに対するReportの機能に似ています。cspに対して複数の添え字を使うと、アウトラインツリー内の特定の項目を見つけることができます。
csp["管理?", "?移動範囲"] << Close;
csp["?分布", "分位点"] << Close;
前述の例では、ウィンドウ全体を参照(csp)に割り当てるだけでなく、プラットフォーム起動スクリプトをディスプレイボックス内の名前(ccおよびdist)に割り当てています。これらの参照を使えば、プラットフォームへメッセージを簡単に送れます。ディスプレイボックスを操作する前述の例とは別の方法として、プラットフォームからレポートを取得する方法もあります。次のスクリプトでは、プラットフォームからレポートを取得して、ノードを再度開きます。
rcc = cc << Report;
rdist = dist << Report;
rcc["?移動範囲"] << Close;
rdist["分位点"] << Close;
cc << Needle;
dist << Normal Quantile Plot;
図11.25 カスタムレポートの変更