このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2   からご覧いただけます。


時系列データとは、一定の時間間隔を置いて測定された観測値のセット(y1, y2, ...,yN)を指します。時系列データの例としては、四半期ごとの売上、月間平均気温、太陽黒点の数などが挙げられます。「時系列分析」プラットフォームを使えば、このようなデータに含まれるパターンやトレンドを調べることができます。その後、見つかったパターンやトレンドを利用して未来の時系列を予測します。
時系列データに共通する特性として、季節性、トレンド、自己相関が挙げられます。季節性とは、一定の期間に生じるパターンを指します。たとえば、1か月に1回記録するデータの場合、夏のデータはどの年度でも似ている可能性があります。トレンドは、時系列の長期的な動きを指します。時間の経過に伴う緩やかな値の増減などです。自己相関は、時系列内の各点と、時系列内の以前の値との間に見られる相関の度合いを示します。