このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2   からご覧いただけます。


ウィンドウ最上部のタイトルバーにある赤い三角ボタンのメニューには、レポートウィンドウに関連するオプションがあります。たとえば、起動ダイアログにて[XBar][R]を両方とも選択した場合、XBar管理図とR管理図の表示/非表示を個別に切り替えることができます。使用できるオプションの種類は、管理図の種類によって異なります。グレー表示になっているオプションは選択できません。
欠測値となっている標本があっても点を直線でつなぎます。[欠測値をつなぐ]オプションの例の左側の管理図は、欠測値となっている標本がない管理図です。中央の管理図では、番号が2, 11, 19, 27である標本欠測値となっているのですが、これらの点はつながれていません。右側の管理図では、[欠測値をつなぐ]オプションが選択されています(デフォルトの設定)。
図4.10 [欠測値をつなぐ]オプションの例
ランチャートでは、各ランチャートの赤い三角ボタンのメニューから[中心線の表示]オプションを選択すると、中心値の位置に線が表示されます。中心線で使われる統計量は、メインの「ランチャート」の赤い三角ボタンのメニューにある[中央値の使用]の設定に左右されます。[中央値の使用]がオンになっているときは中央値、 それ以外の場合は平均が中心線になります。限界値をファイルに保存すると、全体平均と中央値も保存されます。
図4.11 「工程能力分析」ウィンドウ
「Coating.jmp」の「工程能力分析」レポートは、「Coating.jmp」を使用し、下側仕様限界を16.5、目標値を21.5、上側仕様限界を23とした場合の「工程能力分析」レポートです。
図4.12 「Coating.jmp」の「工程能力分析」レポート
工程能力分析の詳細については、『基本的な統計分析』の「一変量の分布」章を参照してください。
σの保存
以下のオプションについて詳しくは、『JMPの使用法』の「JMPのレポート」章を参照してください。