このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2   からご覧いただけます。


[分散成分]オプションは、測定値のばらつきをモデル化します。このモデルでは、「測定値は、いろいろな変量効果を一定の平均に加えたものである」と仮定されています。
メモ: [分散成分]オプションを選択すると、起動ウィンドウで「モデルタイプ」が未選択だった場合([後で決定]を選択した場合)、モデルの種類を選択するためのウィンドウが開きます。モデルタイプの詳細については、第 “「計量値/計数値ゲージチャート」プラットフォームの起動”を参照してください。
図9.5 「分散成分」レポートの例
起動ウィンドウで[分析の設定]をクリックすると、分散成分の計算方法を選択できます。
図9.6 「分析の設定」ウィンドウ
最適な分析法をEMS法またはREML法から選択します。[最適な分析を選択(EMS、REML、またはBayes)]オプションと同じ論理に従いますが、 分散成分の推定値が負になる場合でもBayes法は使用されません。分散成分の推定値が負になる場合は、制約付きのREML法が使用され、負の分散成分は常に0とされます。