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寿命データ分析は、製品・部品・システムなどの寿命(故障時間)をモデル化し、予測します。たとえば、いつ頃、コンピューターの部品が故障するのかを予測するために用います。寿命データを分析することにより、製品の材料や製造工程を比較でき、製品の品質や信頼性を向上させることができます。また、製品の保証期間や広告内容を決めるのに、役立つでしょう。
「寿命の一変量」プラットフォームでは、打ち切りデータ(censored data; 正確な故障時間が観測されていないデータ)も扱えます。また、競合する故障原因があるデータも扱えます。競合原因(competing causes)の分析では、故障原因のなかで、どの原因が強い影響を与えているかを分析できます。
「信頼性試験計画」「信頼性実証」を使えば、信頼性試験に適した標本サイズを求めることができます。これらの機能は、[実験計画(DOE)]>[標本サイズ/検出力]に用意されています。『実験計画(DOE)』の「検出力と標本サイズ」章を参照してください。