このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2   からご覧いただけます。


1.
[ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Little Pond.jmp」を開きます。
3.
「Zの等高線図」の横にある赤い三角ボタンをクリックし、[表示領域の塗りつぶし]の選択を解除します。
図9.36 カスタマイズ前の等高線図
4.
プロットを右クリックし、[カスタマイズ]を選びます。
5.
[シェープ]をクリックします。
6.
「線の幅」を2.0に変更します。
7.
「線の色」の横の色をクリックし、緑色を選択します。
8.
[OK]をクリックします。
図9.37 カスタマイズ後の等高線図
1.
グラフを右クリックし、[カスタマイズ]を選びます。
3.
[OK]をクリックして、変更内容を現在のグラフに保存します。
テキストの配置を中央寄せ、左寄せ、または右寄せに変更します。[塗りつぶし]を選択した場合は、選択されている色が背景に適用されます。
図9.38 クリッピングしていない参照線(左)とクリッピングした参照線(右)
ヒント: 
クリッピングしていない参照線(左)とクリッピングした参照線(右)の地図を作成する例は、『グラフ機能』の「地図の作成」章にあります。
グラフの要素は、既存のものをカスタマイズできるだけでなく、JSLスクリプトによって、新規に追加することもできます。記述したスクリプトは、グラフが描画されるときに実行されます。[新しいスクリプトを追加]ボタン()をクリックして、スクリプトをゼロから作成するか、もしくは、次に示すテンプレートやサンプルから選択します。
Polygon([_x0_, _x1_, ... ], [_y0_, _y1_, ...]);
図9.39 「多角形」サンプルスクリプト
一部のグラフでは、グラフ要素を作成するのに、スクリプトを用いています。グループラベルを作成するJSLの例は、判別分析で描かれるグラフにおける「グループラベル」のスクリプトです。このスクリプトは、「グループラベル」のマーカーとテキストを定義しています。これらの既存のスクリプトは、変更も削除もできません。「テンプレート」リストまたは「サンプル」リストから関数を挿入することはできますが、ウィンドウ内をクリックして新しい関数を入力することはできません。
図9.40 グループラベルを作成するJSLの例
1.
グラフを右クリックし、[カスタマイズ]を選びます。
2.
[新しいスクリプトを追加]ボタン()をクリックし、新しいスクリプトを作成します。
5.
(オプション)[適用]をクリックすると、ウィンドウが開かれたままで、変更内容がグラフに反映されます。スクリプトを変更した場合は、他のプロパティの場合とは異なり、[適用]または[OK]をクリックするまで、変更は適用されません。
6.
[OK]をクリックすると、ウィンドウが閉じられ、変更内容が保存されます。
スクリプトに誤りがある場合は、エラーメッセージが表示されます。[表示]>[ログ]を選んでエラーの内容を確認し、スクリプトを修正してください。
作成したスクリプトを削除するには、スクリプトを選択し、[選択したオブジェクトを削除]ボタン()をクリックします。
グラフの各要素は、リストに表示されている順序で描画されます。リストの先頭の要素が、一番最初に描画され、他のすべてのグラフ要素の背後に表示されます。背後に隠れてしまっている要素がある場合などには、要素の描画順序を変更できます。
1.
グラフを右クリックし、[カスタマイズ]を選びます。
3.
選択した要素が希望の描画順に移動するまで、[描画順を1つ前へ]ボタン()または[描画順を1つ後ろへ]ボタン()を適宜クリックします。
4.
[OK]をクリックします。
カスタマイズした内容は、現在のグラフだけでなく、分析をやり直したときのグラフにも適用されます。赤い三角ボタンのメニューから[スクリプトの保存]を選択し、[保存]オプションのいずれかを選択するとスクリプトが保存されます。たとえば、スクリプトをデータテーブルに保存することができます。保存されたスクリプトを実行するたびに、カスタマイズしたグラフが描かれます。詳細については、「データの保存と共有」章の「分析をスクリプトとして保存」(476ページ)を参照してください。
1.
要素をカスタマイズしたグラフを右クリックし、[編集]>[カスタマイズ内容をコピー]を選びます。
2.
コピー先のグラフを右クリックし、[編集]>[カスタマイズ内容の貼り付け]を選びます。
メモ: