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公開日: 04/21/2025

検出力の事後計算の例

「モデルのあてはめ」プラットフォームの[標準最小2乗]手法を使って線形回帰モデルをあてはめて、検出力の事後計算を行います。この例では、検出力の事後計算を説明します。「検出力の詳細」ウィンドウで、asd、および数の値の範囲にさまざまな値を入力し、[完了]をクリックすると、検出力の結果が表示されます。

1. [ヘルプ]>[サンプルデータフォルダ]を選択し、「Big Class.jmp」を開きます。

2. [分析]>[モデルのあてはめ]を選択します。

3. 「体重(ポンド)」を選択し、[Y]をクリックします。

4. 「年齢」「性別」「身長(インチ)」を選択して、[追加]をクリックします。

5. [実行]をクリックします。

6. 「年齢」の赤い三角ボタンをクリックして、[検出力の分析]を選択します。

7. Figure 4.57のように、d「開始値」を「3」に変更し、「終了値」に「6」、「間隔」に「1」を入力します。

8. Figure 4.57のように、「開始値」を「20」に変更し、「終了値」に「60」、「間隔」に「10」を入力します。

9. 「検出力を求める」「最小有意数を求める」にチェックマークをつけます。

図4.57 「年齢」の「検出力の詳細」ウィンドウ 

Power Details Window for Age

10. [完了]をクリックします。

「検出力の詳細」レポートが表示されます。

図4.58 「年齢」の「検出力の詳細」レポート 

Power Details Report for Age

この分析は、検出力を事後的に求めています。このようにデータを得た後に検出力を求めることを、「検出力の事後計算」(retrospective power analysis)と言います。たとえば、この例では、σの値として、現在のデータから得られた推定値を用いています。その推定値は、データ値やモデルに含める効果によって変化します。sの真値は、その推定値とは大きく異なるかもしれません。

この例の検出力の結果については、検出力に詳しい説明があります。最小有意数(LSN)の詳細については、最小有意数(LSN)を参照してください。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).