信頼性/生存時間分析 > 信頼性ブロック図 > 「信頼性ブロック図」プラットフォームの使用例
公開日: 04/21/2025

Image shown here「信頼性ブロック図」プラットフォームの使用例

この例では、信頼性ブロック図を描く方法を学びましょう。

1. [分析]>[信頼性/生存時間分析]>[信頼性ブロック図]を選択します。

空の「信頼性ブロック図」ウィンドウが開きます。

図12.2 新しい信頼性ブロック図 

New Reliability Block Diagram

メモ: 「分布」プロファイルはデフォルトで表示されます。

2. 「デザイン」パネルで、「新規ブロック図1」を選択し、名前を「コンピュータ」に変更します。

ワークスペースのタイトル部が「システムダイヤグラム[コンピュータ]」に変化します。

3. 開始ブロックの下にある[実行]チェックボックスをオフにします。

[実行]をオンにしていると、たとえば、部品の追加・削除、部品構成の変更、接続線の追加・削除など、「システムダイヤグラム」を変更するたびに、図上の信頼性データが更新されます。

[実行]をオフにしている場合は、設定を変更しても信頼性データは更新されません。

ヒント: 大規模なシステムの図を作成する際は[実行]をオフにしておき、図が完成してから[実行]をオンにするとよいでしょう。

4. 部品の追加に進みます。

部品の追加

信頼性ブロック図のツールバーに用意されている描画要素をここでは「図形」と呼びます。また、各図形に対応したシステムの要素のことを「部品」と呼びます。

1. 図形ツールバーの[基本]アイコン(Image shown here)をクリックし、それを「システムダイヤグラム」の「開始」ブロックの右側にドラッグします。

2. ラベルを選択して、「新規基本1」を「電源」に変更し、Enterキーを押します。

図12.3 基本図形 

Basic Shape

ラベルまたは図形をクリックすると、接続矢印が表示されます。テンプレート内の任意の場所をクリックすると矢印は消えます。

3. [基本]アイコンをクリックし、それを「電源」図形の右側にドラッグします。

4. ラベルを選択して「CPU」と入力します。

図12.4 「システムダイヤグラム」の例 

Example System Diagram

メモ: 図形の整列は後ほど、図形の整列の節で行います。

5. [並列]アイコン(Image shown here)をクリックし、「CPU」図形の右下にドラッグします。

6. ラベルを選択して「周辺機器」と入力します。

7. [K out of N]アイコン(Image shown here)をクリックし、「CPU」図形の右上にドラッグします。

8. ラベルを選択して「HD」と入力します。

図12.5 システムダイヤグラムの一部 

Partial System Diagram

9. [合流点]アイコン(Image shown here)をクリックし、前述の図形の右側にドラッグします。

10. ラベルを選択して「連結」と入力します。

11. [直列]アイコン(Image shown here)をクリックし、先の合流点図形の右側にドラッグします。

12. ラベルを選択して「入力装置」と入力します。

図12.6 システムダイヤグラムの一部 

Partial System Diagram

13. [基本]アイコンをクリックし、「入力装置」図形の右側にドラッグします。

14. ラベルを選択して「モニタ」と入力します。

図12.7 すべての図形が表示されたシステムダイヤグラム 

System Diagram Showing All Shapes

15. 図形の整列に進みます。

図形の整列

1. 「HD」図形と「周辺機器」図形を縦方向に揃えるために、これらを選択します。

– HD

– 周辺機器

ヒント: 複数の図形を選択するには、カーソルをドラッグしながら図形を囲むか、Shiftキーを押しながら各図形をクリックしていきます。

2. これらの図形を選択した状態で、そのうち1つの図形を右クリックし、[選択した要素を縦に配置]を選択します。

3. 残りの図形を横方向に揃えるために、次の部品を選択します。

– 開始

– 電源

– CPU

– 連結

– 入力装置

– モニタ

– 終了

4. これらの図形を選択した状態で、そのうち1つの図形を右クリックし、[選択した要素を横に配置]を選択します。

図12.8 図形を横に整列 

Align Shapes Horizontally

5. 図形の接続に進みます。

図形の接続

図形を接続するには、図形を選択して接続矢印を表示します。図形Aと図形Bを接続したいとします。それには、まず、図形Aを選択します。図形Aが図形Bに先行していることを示すには、右矢印を図形Bまでドラッグします。図形Bが図形Aに先行していることを示すには、左矢印を図形Bまでドラッグします。ダイヤグラム内の図形を接続するには、このように、右矢印を選択し、後続させたい次の図形に接続します。

1. 「開始」ブロック(青い矢印)を選択し、接続矢印を表示します。

2. 1つの接続矢印(Image shown here)を選択し、「電源」部品までドラッグします。

図12.9 図形の接続 

Connecting Shapes

3. 次の各部品について、まず最初の部品をクリックし、次にその右矢印を選択して次の部品までドラッグします。

1. 電源 ® CPU

2. CPU ® HD

3. CPU ® 周辺機器

4. HD ® 連結

5. 周辺機器 ® 連結

6. 連結 ® 入力装置

7. 入力装置 ® モニタ

8. モニタ ® 終了ブロック

図12.10 完成したシステムダイヤグラム 

Completed System Diagram

4. 部品の設定に進みます。

部品の設定

1. 「設定」パネルで、部品の設定内容を入力します。構成の設定を参照してください。

表12.1 設定内容

部品

設定

電源

• 分布—指数

• Θ—1

CPU

• 分布—指数

• Θ—1

周辺機器

• 分布—Weibull

• Alpha—1

• Beta—2

• N—3

HD

• 分布—Weibull

• Alpha—2

• Beta—1

• K—1

• N—4

連結

可動最小要素数—1

入力装置

• 分布—Fréchet

• 位置—0

• 尺度—1

• N—2

モニタ

• 分布—指数

• Θ—1

以上の操作により、信頼性ブロック図の設定が終わりました。

2. [実行]を選択します。

システムの信頼性情報が更新されます。プロファイルパネルの「分布」プロットに反映されます。

3. 信頼性ブロック図をJMPスクリプト言語(JSL)ファイルとして保存するには、[ファイル]>[上書き保存]を選択し、「exampleRBDcomplete.jsl」などの適当な名前を付けて保存してください。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).