この節では、「ナビ付きDOE」プラットフォームの統計的詳細について説明します。
「ナビ付きDOE」プラットフォームは、「カスタム計画」または「決定的スクリーニング計画」プラットフォームを使って計画を作成します。下の表は、大まかなルールをまとめたものです。決定的スクリーニング計画が使用される場合は、追加のルールが使われます。
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モデル |
計画の作成に使われるプラットフォーム |
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主効果 |
カスタム計画(D-最適) |
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主効果と一部の2因子間交互作用 |
決定的スクリーニング計画またはカスタム計画(交絡最適計画) |
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主効果とすべての2因子間交互作用 |
カスタム計画(D-最適) |
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応答曲面計画 |
カスタム計画(I-最適) |
想定するモデルが「主効果と一部の2 因子間交互作用」のとき、「ナビ付きDOE」プラットフォームは、以下の条件がすべて満たされた場合に決定的スクリーニング計画を作成します。
• 因子が5つ以上ある
• すべての因子が連続変数であるか、カテゴリカルである
• すべてのカテゴリカル因子が2水準である
• カテゴリカル変数の因子数が3つ以下である
• 連続変数の因子数がカテゴリカル変数の因子数以上である