「マーカーの補完」プラットフォームは、連鎖不平衡K近傍補完法(LD-kNNi; linkage disequilibrium k-nearest neighbor imputation)などによって、二倍体(K=2)や多倍体(K>2)生物におけるマーカー遺伝子型データ(0, 1, ..., K)の欠測値を補完します。連鎖不平衡K近傍補完法では、まず、マーカー遺伝子型の一部が欠測値になっているマーカーについて、他のすべてのマーカーとの距離(Pearsonの相関係数)が計算され、そのマーカーと近い距離になっているマーカーが選択されます。次に、それぞれ選択されたマーカーを使用して、マーカー遺伝子型に欠測値がある個体(サンプル)について、他のすべての個体との距離(マンハッタン距離)が計算されます。最後に、距離が近い個体とマーカーをに基づき、欠測値が補完されます(Money et al., 2015を参照)。
メモ: 「マーカーの補完」プラットフォームは、JMP Proでのみ使用できます。
図7.1 欠測値がある遺伝子マーカーデータの分析例