このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2   からご覧いただけます。


X変数およびY変数がカテゴリカルな変数の場合、Y変数の各水準の割合が、X変数の水準間で異なるかどうか比較できます。
この例でも、会社情報のサンプルデータ「Companies.jmp」を使用します。第 “1変数による平均の比較”では、製薬会社の方がコンピュータ関連企業よりも平均利益が高いことを確認しました。
1.
[ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Companies.jmp」を開きます。
2.
「Companies.jmp」データファイルが、前の例で使われたままで開いた状態になっている場合は、行が除外されたり、非表示になっている可能性があります。行をデフォルトの状態(すべての行を対象に含め、いずれも非表示にしない)に戻すには、[行]>[行の属性をクリア]を選択します。
3.
4.
「会社規模」を選択し、[Y, 目的変数]をクリックします。
5.
「タイプ」を選択し、[X, 説明変数]をクリックします。
6.
[OK]をクリックします。
図5.19 会社タイプ別の会社規模
「分割表」には、この例では使用しない情報が含まれています。「分割表」の赤い三角ボタンをクリックし、表示されたメニューで[全体%][列%]の選択を解除して、これらの情報を削除します。更新後の分割表は、更新後の表を示しています。
図5.20 更新後の分割表
差があることを確認するには、「検定」レポートにおけるPearsonのカイ2乗検定のp値を見ます。会社タイプ別の会社規模を参照してください。p値0.011は有意水準0.05よりも小さいため、次の結論を導き出せます。