このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2   からご覧いただけます。


メモ: これは、人工的に作成したデータですが、Box, Hunter, and Hunter(1978)で報告されている実験を参考にしています。
1.
[ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Popcorn.jmp」を開きます。
2.
テーブルパネルの左上で、「完全実施要因モデル」の横にある緑の三角ボタンをクリックします。
図4.13 「効果の要約」レポート
「効果の要約」レポートを見ると、「コーンの種類*一回にポップする量」 の交互作用のP値(0.00261)が小さくなっています。これにより、「コーンの種類」「一回にポップする量」の間に有意な交互作用があると結論できます。
4.
「応答 収率」の赤い三角ボタンをクリックし、開いたメニューから[列の保存]>[平均の信頼区間]を選択します。
これで、「平均 収率の下側95%」「平均 収率の上側95%」という新しい2つの列がデータテーブルに追加されます。
ここでグラフビルダーを使い、「コーンの種類」「一回にポップする量」の交互作用をグラフにします。
6.
以下の列を選択し、「Y」ゾーンにドラッグします。
7.
「コーンの種類」を選択し、「X」ゾーンにドラッグします。
8.
「一回にポップする量」を選択し、「グループX」ゾーンにドラッグします。
9.
「油の量」を選択し、「グループY」ゾーンにドラッグします。
図4.14 8通りの因子の組み合わせで観測した収率の値
10.
「点をずらす」を[なし]に変更します。8通りの因子の組み合わせで観測した収率の値を参照してください。
グラフに、「平均 収率の下側95%」および「平均 収率の上側95%」の区間を表す棒と「予測式 収率」の点を表示させてみましょう。
図4.15 信頼区間と平均を横に並べた棒グラフ
図4.16 3つのY軸変数に「棒のスタイル」の[間隔]を適用した状態
間隔を表す棒は、現在、「平均 収率の下側95%」から「予測式 収率」までの間隔を示していますが、本来なら「平均 収率の上側95%」までの間隔でなければなりません。「予測式 収率」の棒を削除しましょう。
13.
「棒」オプションの「変数」で、[Y 予測式 収率]の選択を解除します。3つのY軸変数に「棒のスタイル」の[間隔]を適用した状態を参照してください。
図4.17 上下の信頼限界の間隔を現すグラフ
「平均 収率の下側95%」「平均 収率の上側95%」の点を削除します。
14.
「点」オプションの「変数」で、[Y 平均 収率の下側95%][Y 平均 収率の上側95%]の選択を解除します。上下の信頼限界の間隔を現すグラフを参照してください。
15.
Ctrlキーを押した状態で、いずれかのグラフの中を右クリックします。[グラフ]>「マーカーサイズ」>「XXL」を選択します。
16.
(オプション)[終了]をクリックします。
図4.18 平均の予測値と信頼区間
平均の予測値と信頼区間からは、次のような関係を見て取ることができます。