このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2   からご覧いただけます。


この例では、「Hurricanes.jmp」データテーブルを使います。このファイルには、米国の東海岸を襲ったハリケーンに関するデータがまとめられています。背景地図を追加すれば、ハリケーンの被害を受けた地域の位置がわかりやすくなります。この例のために作成されたスクリプトがデータテーブルの中に保存されています。
1.
[ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Hurricanes.jmp」を開きます。
2.
テーブルパネルで、「バブルプロット」スクリプトの横にある緑の三角ボタンをクリックします。
図15.27 「Hurricanes.jmp」のバブルプロット
5.
グラフを右クリックして[背景地図]を選択します。「背景地図の設定」ウィンドウが表示されます(背景地図のオプションの例)。
6.
[細かい衛星写真]を選択し、[OK]をクリックします。
図15.28 背景地図を加えた「Hurricanes.jmp」のバブルプロット
これで座標が地理的な位置と一致するようになりました。再生ボタンをクリックすると、ハリケーンが背景地図の上を移動するアニメーションが見られます。いろいろなオプションを試し、表示を確認してください。軸を調整したり、手のひらツールを使って表示地域を変えたりしてみましょう。操作に応じて地図が変わります。グラフを右クリックして[サイズ/スケール]>[アイソメトリックにする]を選択すると、グラフの縦横の単位あたりの長さが等しくなります。
次の例では、「Katrina Data.jmp」データテーブルを使います。このファイルには、ハリケーンKatrinaの緯度経度、日付、風速、気圧、段階が記録されています。背景地図を加えれば、ハリケーンの進路と、各地に与えた影響の大きさをたどることができます。この例のために作成されたスクリプトがデータテーブルの中に保存されています。
1.
[ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Katrina Data.jmp」を開きます。
2.
[グラフ]>[バブルプロット]を選択します。
3.
「緯度」を選択し、[Y]をクリックします。
4.
「経度」を選択し、[X]をクリックします。
5.
「日付」を選択し、[時間]をクリックします。
6.
「風速」を選択し、[サイズ]をクリックします。
7.
「状態」を選択し、[色分け]をクリックします。
図15.29 「Katrina Data.jmp」を使ったバブルプロットの設定
8.
[OK]をクリックします。
図15.30 「Katrina Data.jmp」を使ったバブルプロット
9.
グラフを右クリックして[背景地図]を選択します。「背景地図の設定」ウィンドウが表示されます。
10.
[細かい衛星写真]を選択し、[OK]をクリックします。
図15.31 背景地図を加えた「Katrina Data.jmp」のバブルプロット
11.
X軸(「経度」)を右クリックし、[軸の設定]を選択します。「X軸の指定」ウィンドウが表示されます。
12.
[スケール]>[地図座標 米国]を選択します。
13.
[形式]>[地図]>[経度 DMM]を選択します。
14.
[OK]をクリックします。
15.
Y軸(「緯度」)についても同じ手順を繰り返し、[形式]>[地図]>[緯度 DMM]を選択します。
16.
地図を右クリックし、[サイズ/スケール]>[アイソメトリックにする]を選択します。
図15.32 背景地図を加えた「Katrina Data.jmp」のバブルプロット
再生ボタンをクリックすると、ハリケーンが背景地図の上を移動するアニメーションが見られます。バブルの速度とサイズは調整可能です。いろいろなオプションを試し、表示を確認してください。軸を調整したり、手のひらツールを使って表示地域を変えたりしてみましょう。州境を追加することもできます。操作に応じて地図が変わります。