このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2   からご覧いただけます。


「適合度統計量」レポートの説明では、次の表記法を使用しています。
ここで、yは観測された応答値を含むn×1のベクトル、は固定効果パラメータのベクトル、γは変量効果のベクトル、εは誤差のベクトルです。
ベクトルγとベクトルεは、次のような多変量正規分布に従うと仮定されます。
これらの仮定に基づくと、yの共分散行列は次式のようになります。
また、pはXのランクです。この残差対数尤度は、固定効果の部分が同じで、変量効果や誤差共分散構造だけが異なるモデルでしか、モデルの比較に使えません。詳細は、付録「統計的詳細」の「尤度・AICc・BIC」(506ページ)を参照してください。
モデルの収束に問題がある場合、適合度統計量の下に警告メッセージが表示されます。この警告メッセージには、収束の問題に関して考えられる原因と解決法が示されています( 収束スコア検定)。また、最終反復での相対的な勾配に対する検定も表示されています。この検定が有意でない場合、モデル自体は正しいのかもしれませんが、それにも関わらず反復計算は収束しなかったことを示唆しています。そのような場合は、注意しながらも、現在のモデルや結果を用いることができるかもしれません。詳細は、第 “収束スコア検定”を参照してください。
図8.11 収束スコア検定