このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2   からご覧いただけます。


ブレークポイントはスクリプトの実行を中断します。スクリプトのデバッグは一行ずつ進めることができますが、スクリプトが長い、または複雑な場合、退屈で時間のかかる作業になってしまいます。そのような場合、確認したい位置にブレークポイントを設定し、デバッガでスクリプトを実行することができます。スクリプトは、ブレークポイントに達するまで通常どおりに実行されます。ブレークポイントの位置で実行が中断されるので、変数の値を確認したり、そこから一行ずつのデバッグを開始したりできます。
ヒント: 行番号をオンにするには、スクリプト内を右クリックし、[行番号を表示する]を選択します。すべてのスクリプトでデフォルトで行番号を表示させるには、スクリプトエディタの環境設定で[行番号を表示する]をオンにします。
デバッガの余白で、ブレークポイントアイコンを右クリックし、[ブレークポイントのクリア]を選択します。
デバッガの余白で、ブレークポイントアイコンを右クリックし、[ブレークポイントを有効にする]または[ブレークポイントを無効にする]を選択します。
たとえば、スクリプト内の計算が間違っていて、問題が起こるのはi==19のときだと推測しているとしましょう。この場合、i==18に条件付きブレークポイントを設定しておくと、 その条件が満たされた時点でデバッガによる実行が中断されます。その後、コードを1ステップずつ確認して問題を特定します。
1.
ブレークポイントアイコンを右クリックし、[ブレークポイントの編集]を選択します。
2.
[条件]タブで[条件]を選択し、条件式を入力します。
3.
式が[真の場合]または[変更された場合]のどちらに中断するかを指定します。
4.
[OK]をクリックします。
1.
ブレークポイントアイコンを右クリックし、[ブレークポイントの編集]を選択します。
2.
[条件]タブで、[条件]を選択解除または選択します。
ブレークポイントを右クリックして[ブレークポイントの編集]を選択すると、ブレークポイントの動作を簡単に管理できます。または、[ブレークポイント]タブでブレークポイントを選択し、をクリックします。どちらの方法でも「ブレークポイント情報」ウィンドウが開くので、[ヒットカウント]タブと[アクション]タブで設定をカスタマイズします。
右クリックして[カーソルの位置まで実行]を選択すると、カーソルの位置より前にあるすべての式が実行されます。現在の行までの値だけを確認したいときにこのオプションを選択します。各式が実行されたときの値を確認するには、ステップオプションを使用します。