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[分析]>[モデルのあてはめ]を選択し、「手法」で[PLS回帰]を選択します。この方法では、次のことができます。
カテゴリカル変数をYXに指定する。Y変数がカテゴリカルな場合の分析は、「PLS判別分析」と呼ばれています。
図6.6 JMP Proの「PLS回帰」起動ウィンドウ(補完法としてEMを選択)
検証
Xの標準化
欠測データの補完
Y変数およびX変数の欠測値を非欠測値で置き換えます。「補完法」のリストから補完法を選択してください。
[欠測データの補完]が選択されていない場合、説明変数が欠測値となっている行は、分析から除外され、予測値が計算されません。説明変数には欠測値がなく、応答変数だけに欠測値がある行も分析から除外されますが、予測値の計算は行われます。
補完法
[欠測データの補完]が選択されている場合にのみ表示)次の補完法の中から選択します。
[平均]: 各モデル効果と各応答列について、欠測値を非欠測値の平均値で置き換えます。
[EM]: 反復法の一種であるEM(Expectation-Maximization)法を用いて欠測値を補完します。反復計算の1回目では、効果と応答における欠測値を平均値で置き換えた後に、指定したモデルをデータにあてはめます。そして、推定されたモデルの予測値を使って欠測値を補完します。反復計算の2回目以降では、現在のモデル推定値を使って得られる条件付き期待値で、欠測値を補完していきます。
最大反復数
起動ウィンドウでの設定が終わったら[OK]をクリックします。「モデルの設定」パネルが表示されます。第 “モデル起動のコントロールパネル”を参照してください。