パラメータの範囲を設定する例

次の例を行うにあたり、まず、「曲線のあてはめ」章の「「曲線のあてはめ」プラットフォームの使用例」（187ページ）の手順に従い、モデルをあてはめてください。そして、次の手順で、「曲線のあてはめ」で予測式を保存し、パラメータの範囲を「非線形回帰」プラットフォームで設定することができます。

「ロジスティック 4P」の赤い三角ボタンのメニューから［予測式の保存］>［パラメトリックな予測式の保存］を選択します。

データテーブルに「毒性予測式」という新しい列が表示されます。

「毒性」を［Y, 応答変数］に指定します。

「毒性予測式」を［X,予測式列］に指定します。

「製剤」を［グループ化］に指定します。

［OK］をクリックします。

「非線形回帰のあてはめ」ウィンドウが表示されます（「非線形回帰のあてはめ」設定パネル）。設定パネルに、パラメータ値と固定オプションが表示されます。各パラメータの前に表示されているアルファベットは、「曲線のあてはめ」プラットフォームの「予測モデル」でのモデル式で使われている変数に対応しています。

「非線形回帰のあてはめ」の赤い三角ボタンのメニューを開き、［パラメータの範囲］を選択します。

パラメータの範囲の設定のようにパラメータの下限を設定します。ここでは、過去の経験から、薬剤の毒性の最大値が1.1以上であることがわかっているものとします。

［実行］をクリックします。

「解」レポートには、最終的なパラメータ推定値とその他の適合度統計量が表示されます（非線形回帰のあてはめプロットとパラメータ推定値）。プロットには、あてはめたモデルが表示されます。