このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2   からご覧いただけます。


次の例では、「Coating.jmp」データテーブルを使います。
1.
[ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Quality Control」フォルダにある「Coating.jmp」を開きます。
3.
「重量」を選択し、[工程]をクリックします。
4.
「サンプル」を選択し、[標本ラベル]をクリックします。
5.
[グループ平均(測定値)][グループ平均(移動範囲)]の両方を選択します。[標本ラベル]変数を指定した場合、自動的に[標本ラベルでグループ化した標本]が選択されます。
予め集計管理図では、[グループ平均]の管理図と[グループ標準偏差]の管理図の一方、または両方を作成できます。そして、それら平均や標準偏差をもとに、IR管理図(個々の測定値と移動範囲の管理図)を作成します。
[グループ平均]オプションを選択した場合は、各標本の平均を計算し、それらの平均を個々の値とみなして、IR管理図を作成します。
[グループ標準偏差]オプションを選択した場合は、各標本の標準偏差を計算し、 それらの標準偏差を個々の値とみなして、IR管理図を作成します。
6.
[OK]をクリックします。
図4.27 予め集計したデータの管理図の例
[グループ平均(測定値)]および[グループ標準偏差(測定値)]の予め集計して作成された管理図では、点はそれぞれ管理図とS管理図と同じになりますが、管理限界の値が異なります。予め集計した管理図では、集計したデータから管理限界が計算されるためです。
引き続き「Coating.jmp」サンプルデータを使い、予め集計した管理図を別の方法で作成してみましょう。
1.
[テーブル]>[要約]を選択します。
2.
「サンプル」を選択し、[グループ化]をクリックします。
3.
[重量]を選択して、[統計量]>[平均値][統計量]>[標準偏差]をクリックします。
4.
[OK]をクリックします。
6.
「平均(重量)」「標準偏差(重量)」を選択し、[工程]をクリックします。
7.
[OK]をクリックします。