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公開日: 11/25/2021

「計量値用ゲージ」プラットフォームのオプション

赤い三角ボタンのメニューのオプションを使用して、図の外観を変更したり、Gauge R&R 分析を実行したり、分散成分の推定値を計算したりできます。

メモ: 図5.4に、一部のオプションを適用した図の例を示しています。

ヒント: これらのオプションのデフォルトの動作を設定するには、[ファイル]>[環境設定]>[プラットフォーム]>[変動性図]を選択します。

チャートを縦に並べる

図の表示方向を縦または横に切り替えます。

変動性図

変動性図の表示/非表示を切り替えます。

点の表示

個々のデータ行を表す点の表示/非表示を切り替えます。

範囲バーの表示

各セルの最大値と最小値を示すバーの表示/非表示を切り替えます。

セル平均の表示

各セルの平均を示すマーカーの表示/非表示を切り替えます。

セル平均をつなぐ

各セルの平均をつなぐ折れ線の表示/非表示を切り替えます。

区切り線の表示

[X, グループ変数]の水準間の区切り線の表示/非表示を切り替えます。

グループ平均の表示

([X, グループ変数]を2つ以上、または[X, グループ変数]を1つと[部品, 標本ID]を1つ割り当てた場合にのみ使用可能。)グループごとの平均の表示/非表示を切り替えます。これら平均は、水平な実線で描かれます。グループ変数が3つ以上ある場合にこのオプションを選択すると、まず、変数を選択するためのウィンドウが呼び出されます。

全体平均の表示

グラフ全体の平均の表示/非表示を切り替えます。この平均は、灰色の水平な点線で描かれます。

全体中央値の表示

グラフ全体の中央値の表示/非表示を切り替えます。この中央値は、青色の水平な点線で描かれます。

箱ひげ図の表示

箱ひげ図の表示/非表示を切り替えます。

平均のひし形

平均のひし形の表示/非表示を切り替えます。信頼区間には、各セルの群内標準偏差が使用されます。

XBar管理限界

変動性図上で上側管理限界線と下側管理限界線の表示/非表示を切り替えます。これらの管理限界の計算の詳細については、管理図ビルダーの統計的詳細を参照してください。

点をずらす

点をランダムにずらし、一致した点が重なって表示されないようにします。

標準平均の表示

[基準]変数を指定した場合にのみ使用可能。)基準列の平均の表示/非表示を切り替えます。

変動性要約レポート

要約レポートの表示/非表示を切り替えます。要約レポートは、平均・標準偏差・変動係数(CV)・平均の標準誤差・下側および上側信頼区間・最小値・最大値・観測値の個数(オブザベーション数)で構成されます。

標準偏差図

各セルの標準偏差を示すグラフの表示/非表示を切り替えます。

標準偏差の平均

標準偏差図において、標準偏差の平均を示す線の表示/非表示を切り替えます。

S管理限界

標準偏差図において、下側管理限界と上側管理限界を示す線の表示/非表示を切り替えます。これらの管理限界の計算の詳細については、管理図ビルダーの統計的詳細を参照してください。

標準偏差のグループ平均

標準偏差図において、標準偏差のグループ平均を示す線の表示/非表示を切り替えます。

等分散性の検定

グループごとの分散を比較する検定を実行します。等分散性の検定を参照してください。

分散成分

特定のモデルに対して、分散成分(variance component)の推定値が計算されます。分散成分は、主効果・交差・枝分かれ・交差後枝分かれ(3因子のとき)・枝分かれ後交差(3因子のとき)のモデルについて計算することが可能です。分散成分を参照してください。

ゲージ分析

次のオプションがあります。

ゲージR&R

第1因子をグループ変数の列、最後の因子を部品とみなし、分散成分の推定値を使ってゲージR&R分析のレポートを作成します。(起動ウィンドウにおいて、[部品]の列を明示的に指定することもできます)。[ゲージR&R]オプションを参照してください。

判別比

ある測定が特定の製品のために有用かどうかを相対的に割り出したもので、測定誤差の分散に対して、全体分散がどれほど大きいかを表す指標です。英語は”discrimination ratio”であり、「識別比」や「弁別比」と呼ばれることもあります。判別比を参照してください。

誤分類率

指定された仕様限界を用いたときに、良い部品が不適合品と分類されてしまう確率と、悪い部品が適合品と分類されてしまう確率を算出します。誤分類率を参照してください。

バイアスレポート

測定値と基準値の差の平均を表示します。平均バイアスのグラフと要約表が作成されます。このオプションは、起動ウィンドウで[基準]変数を指定した場合にのみ選択できます。バイアスレポートを参照してください。

直線性

基準値をX変数、バイアスをY変数として回帰分析を行います。この分析では、部品のサイズとバイアスとの関係が調べられます。傾きが0に等しくなるのが理想的です。傾きが0でない場合は、部品の大きさによって測定値の傾向が異なることを示唆しています。このオプションは、起動ウィンドウで[基準]変数を指定した場合にのみ選択できます。直線性を参照してください。

ゲージR&Rプロット

[平均プロット](モデルの各主効果による応答の平均)と[標準偏差プロット]の表示/非表示を切り替えます。モデルが純粋に枝分かれしている場合、グラフに枝分かれの構造が表示されます。モデルが純粋に交差している場合、交互作用グラフが表示されます。そのどちらでもない場合は、効果別にプロットが作成されます。標準偏差プロットにおける標準偏差の平均(赤い線)は、分散の重み付き平均の平方根です。

AIAGラベル

品質に関する統計量に米国自動車工業会(AIAG)が定める基準に沿ったラベルをつけるように指定できます。AIAG標準は、自動車産業において広く普及しています。

以下のオプションの詳細については、『JMPの使用法』のレポートのローカルデータフィルタレポートの[やり直し]メニュー、およびレポートの[スクリプトの保存]メニューを参照してください。

ローカルデータフィルタ

データをフィルタリングするためのローカルデータフィルタの表示/非表示を切り替えます。

やり直し

分析を繰り返したり、やり直したりするオプションを含みます。また、[自動再計算]オプションに対応しているプラットフォームにおいては、[自動再計算]オプションを選択すると、データテーブルに加えた変更が、該当するレポートに即座に反映されるようになります。

スクリプトの保存

レポートを再現するためのスクリプトを保存するオプションが、保存先ごとに用意されています。

Byグループのスクリプトを保存

By変数の全水準に対するレポートを再現するスクリプトを保存するオプションが、保存先ごとに用意されています。起動ウィンドウでBy変数を指定した場合のみ使用可能です。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).