JMP Liveインストールヘルプ
JMP Liveのコンポーネントは以下の順序でインストールする必要があります。
JMP Liveをインストールした後、コマンドラインインターフェース(CLI)を使ってユーザ、グループ、およびスペースを作成できます。
以下のセクションではインストールしたJMP Liveの管理方法を紹介します。
JMP Pro 17.0のインストール
メモ: JMP Liveをインストールする前に、JMP Pro 17.0をインストールする必要があります。
JMP Pro 17.0をインストールするには、まずjmppro_1700_win.exeファイルをダブルクリックし、その後は、画面の指示に従ってください。このファイルは、デフォルトではSoftware Depotのダウンロード先(\JMP\JMP_Pro\17_0\Windows\)に保存されています。
メモ: JMP Liveで使用するためにインストールしたJMP Proのインスタンスを、インタラクティブに実行することはできません。JMP Liveの一部として実行されるJMP Proは、非表示で実行されます。
JMP Liveデータベースのインストールまたはアップグレード
JMP Liveデータベースをインストールすると、PostgreSQL 13とJMP Live専用のデータベースがインストールされます。これには、アカウントのオーナーログとデータベーススキームが含まれます。
メモ: 先に進む前に、JMP Liveデータベース用に使用するすべてのリスニングポートに対してアクセスが許可されているかどうかを、Windowsの設定で確認してください。
進め方
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PostgreSQLデータベースのバージョン11以上がすでにインストールされている場合は、JMP LiveデータベースインストーラではなくSQLを使用してデータベースを追加できます。既存のデータベースを使用したJMP Liveのインストールを参照してください。
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JMP Liveがすでにインストールされている場合は、JMP Liveデータベースをアップグレードします。2つのバージョンのPostgreSQLデータベース(11と13)を共存させれば、JMP Liveデータベースをアップデートしても現在のJMP Liveデータは失われません。詳細については、JMP Liveデータベースのアップグレードを参照してください。
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•
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JMP Liveを初めてインストールする場合は、JMP Liveデータベースのインストールにある通常の手順に従ってください。
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JMP Liveデータベースのインストール
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1.
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「JMPLiveDatabase.msi」をダブルクリックします。
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このファイルは、デフォルトではSoftware Depotのダウンロード先(\JMP\JMP_Live_Server\17_0\Windows\)に保存されています。
図1.1 JMP Liveデータベース設定ウィザード

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2.
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[次へ]をクリックします。
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図1.2 インストールフォルダを指定

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3.
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JMP LiveデータベースとPostgreSQLデータベースのインストール先を指定します。
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デフォルトのインストール先をそのまま使う場合は、[次へ]をクリックします。
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インストール先のフォルダを変更するには、[参照]をクリックします。
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メモ: PostgreSQLデータベースのインストール先ディレクトリに十分な空き容量があることを確認してください。
図1.3 データベースパラメータを指定

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4.
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次のパラメータを入力します。
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メモ: アップグレードする場合は、これらのパラメータがJMP Live環境ファイルにある値と一致することを確認してください。詳細については、詳細設定を参照してください。
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ポート: PostgreSQLが他のデータベースと通信する際に使用するTCPポート。通常は5432です。PostgreSQL 11からアップグレードする場合、前のデータベースと同じポート番号を使用することはできないので、5433を使用することをお勧めします。
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データベース名: JMP Liveが使用するデフォルトのデータベースの名前。webjmpをそのまま使用することをお勧めします。管理者ユーザIDのdba_webjmpは変更できません。
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管理者パスワード: 管理者パスワードはデフォルトでPassword1に設定されています。パスワードを変更することを強くお勧めします。
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メモ: 使用できる文字は、A~Z、a~z、0~9、;,/?:@&=+$#-_.!~*'()です。
図1.4 JMP Liveデータベースのインストールを開始

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5.
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[インストール]をクリックします。
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6.
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インストールが完了したら、[終了]をクリックします。
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7.
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JMP Liveのインストールに進む前にコンピュータを一度再起動し、PostgreSQLサーバーが起動することを確認します。データベースが起動したかどうかは、pgAdminツールで調べることができます。
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JMP Liveデータベースのアップグレード
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1.
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「JMPLiveDatabaseUpgrade.msi」をダブルクリックします。
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このファイルは、デフォルトではSoftware Depotのダウンロード先(\JMP\JMP_Live_Server\17_0\Windows\)に保存されています。
図1.5 JMP Liveデータベース設定ウィザード

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2.
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[次へ]をクリックします。
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図1.6 インストールフォルダを指定

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3.
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JMP LiveデータベースとPostgreSQLデータベースのインストール先を指定します。
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デフォルトのインストール先をそのまま使う場合は、[次へ]をクリックします。
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インストール先のフォルダを変更するには、[参照]をクリックします。
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メモ: PostgreSQLデータベースのインストール先ディレクトリに十分な空き容量があることを確認してください。
図1.7 データベースパラメータを指定

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4.
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次のパラメータを入力します。
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メモ: アップグレードする場合は、これらのパラメータがJMP Live環境ファイルにある値と一致することを確認してください。詳細については、詳細設定を参照してください。
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–
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ポート: PostgreSQLが他のデータベースと通信する際に使用するTCPポート。通常は5432です。PostgreSQL 11からアップグレードする場合、前のデータベースと同じポート番号を使用することはできないので、5433を使用することをお勧めします。
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データベース名: JMP Liveが使用するデフォルトのデータベースの名前。webjmpをそのまま使用することをお勧めします。管理者ユーザIDのdba_webjmpは変更できません。
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–
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管理者パスワード: 管理者パスワードはデフォルトでPassword1に設定されています。パスワードを変更することを強くお勧めします。
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メモ: 使用できる文字は、A~Z、a~z、0~9、;,/?:@&=+$#-_.!~*'()です。
図1.8 移行方法の選択

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5.
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移行方法を選択します:
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データベースの移行に慣れていない場合は、[データベースを移行する]を選択したままにしてください。
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–
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データベースの移行に慣れている場合は、[データベースを移行する]の選択を解除し、手動での移行を行うことをお勧めします。手動での以降においては、自分でいろいろカスタマイズできます。データベースのバックアップと復元については、PostgreSQLのマニュアルを参照してください。
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図1.9 JMP Liveデータベースのインストールを開始

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6.
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[インストール]をクリックします。
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図1.10 JMP Liveデータベース移行設定ウィザード

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7.
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[次へ]をクリックします。
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図1.11 インストールフォルダを指定

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8.
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JMP Liveデータベースのアップデートインストーラのインストール先を指定します。
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デフォルトのインストール先をそのまま使う場合は、[次へ]をクリックします。
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–
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インストール先のフォルダを変更するには、[参照]をクリックします。
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図1.12 データベースパラメータを指定

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9.
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次のパラメータを入力します。
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古いデータベースのリスニングポート: PostgreSQL 11が古いバージョンのJMP Liveデータベースとの通信に使用するTCPポート。
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古いデータベース名: 古いバージョンのJMP Liveが使用するデフォルトのデータベースの名前。古いデータベースの管理者ユーザIDをdba_webjmpから変更することはできません。
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新しいデータベースのリスニングポート: PostgreSQL 13が新しいバージョンのJMP Liveデータベースとの通信に使用するTCPポート。これは、古いデータベースのリスニングポートとは別のポートでなければなりません。
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–
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新しいデータベース名: 新しいバージョンのJMP Liveが使用するデフォルトのデータベースの名前。webjmpをそのまま使用することをお勧めします。新しいデータベースの管理者ユーザIDをdba_webjmpから変更することはできません。
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図1.13 JMP Liveデータベース更新インストールの開始

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10.
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[インストール]をクリックして続行します。
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11.
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インストールが完了したら、[終了]をクリックします。
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ネットワークセキュリティの注意事項
インストールの途中で、データドライブの場所(デフォルトでは、C:\Program Files\PostgreSQL\13\data)にpg_hba.confという名前のネットワークアクセス許可ファイルが追加されます。このファイルの形式は、PostgreSQLに対応しています。JMPが提供しているバージョンのファイルでは、インストールしたコンピュータの外からネットワーク経由でデータベースにアクセスできるようになっています。そのため、JMP Liveをインストールしたコンピュータの外にデータベースを分散させることもできます。このようなタイプのアクセスを希望しない場合は、必ずpg_hba.confの設定を変更してください。ファイル自体に方法が記述されていますが、PostgreSQLのサイトで関連する情報を検索することもできます。
既存のデータベースを使用したJMP Liveのインストール
互換性のあるPostgreSQLのバージョン(11以上)がすでにある場合は、JMP Liveデータベースをインストールせずに、必要なデータベースやスキーム、ログイン情報を自分で追加することができます。pgAdminツールその他の、クエリが使えるデータベース探索ツールで、次のようなSQLを使用します。
CREATE USER dba_webjmp WITH CREATEDB CREATEROLE LOGIN ENCRYPTED PASSWORD 'Password1';
CREATE DATABASE webjmp WITH OWNER dba_webjmp;
\connect webjmp
CREATE SCHEMA IF NOT EXISTS webjmp AUTHORIZATION dba_webjmp;
デフォルトの名前を変更する場合は、JMP LiveとJMPPoolの環境ファイルの中でデータベースへのアクセスが記述されている箇所でも名前を変更しなければなりません。詳細については、詳細設定を参照してください。
Keycloakのインストール
メモ: JMP Liveデータベースを先にインストールしてからKeycloakをインストールし、Keycloakの後でJMP Liveをインストールしてください。
JMP Liveは、ID管理やアクセスなどの認証管理にKeycloakを使用します。JMP Liveユーザがログインする際、バックグラウンドではKeycloakで認証が行われます。KeycloakはさまざまなIDプロバイダーに対応しているため、JMP Liveユーザが、よく使用されているメカニズムを使ってサインインできるようにしたり、フェデレーション方式のシングルサインオン機能を提供したりすることができます。
ヒント: Keycloakのインストールは簡単です。Keycloakをインストールし、実行すると、IDプロバイダーへの接続に必要なカスタマイズの大部分が自動的に行われます。
Keycloakの更新
JMP Live 16からJMP Live 17に更新する場合は、次のような手順が必要です。
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1.
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JMP Live 16バージョンのKeycloakの管理者設定およびデータベース設定を把握していることを確認してください。JMP Live 17バージョンのKeycloakでも同じ情報が必要になります。
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2.
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JMP Live 16バージョンのKeycloakをアンインストールします。
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3.
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(推奨されるオプション)古いKeycloakディレクトリの名前を変更します(たとえば、Keycloak.old)。
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このディレクトリの場所は、デフォルトではC:\Program Files\SAS\Keycloakです。
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4.
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JMP Live 17バージョンのKeycloakをインストールします。
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Keycloakのインストール
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1.
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「Keycloak.exe」をダブルクリックします。
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このファイルは、デフォルトではSoftware Depotのダウンロード先(\JMP\JMP_Live_Server\17_0\Windows\)に保存されています。
図1.14 インストーラの言語を選択

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2.
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インストーラの言語を選択し、[次へ]をクリックします。
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図1.15 Keycloakの「ようこそ」ウィンドウ

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3.
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[次へ]をクリックします。
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図1.16 Keycloakのインストール先を指定

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4.
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Keycloakのインストール先となる場所を指定し、[次へ]をクリックします。
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メモ: Keycloakファイルは、インストールディレクトリ内のサブフォルダに配置されます。このサブフォルダは、移動や変更ができません。
図1.17 Keycloak管理者を設定

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5.
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管理者のログイン情報を指定し、[次へ]をクリックします。
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デフォルトでは、ユーザ名はkeycloakadmin、パスワードはpasswordに設定されています。パスワードを変更することをお勧めします。
図1.18 Javaのインストール先を指定

Keycloakのインストールプロセスでは、Azul Javaもインストールされます。Azul Javaがすでにインストールされている場合は、何も変更されません。
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6.
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Javaのインストール先となるディレクトリを指定し、[次へ]をクリックします。
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メモ: インストーラによってWindowsの[システムの詳細設定]にJAVA_HOME環境変数が追加されます。
図1.19 ポートとサービスの設定

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7.
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次のようなKeycloakの詳細を指定します。
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–
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HTTPポート: HTTPネットワークポートを入力します。デフォルトのポートは8888です。このポートは、Keycloakサーバーに対して開いている必要があります。
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–
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HTTPSポート: HTTPSネットワークポートを入力します。デフォルトのポートは8443です。このポートは、Keycloakサーバーに対して開いている必要があります。
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–
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KeycloakをWindowsサービスとしてインストール: このオプションを選択すると、KeycloakがWindowsサービスとしてインストールされます。WindowsサービスとしてインストールしたKeycloakは、自動的に開始され、コンピュータが再起動したときも自動的に開始されるので、常に実行中になります。このオプションを選択しなかった場合は、初回やコンピュータの再起動時に手動でKeycloakを開始する必要があります。このオプションはデフォルトで選択されているので、そのままにすることをお勧めします。
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8.
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[次へ]をクリックします。
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図1.20 Keycloakの証明書を指定

Keycloakは、ユーザの組織の真正性を保証し、KeycloakとIDプロバイダーの間での安全な接続を可能にするためにSSL証明書を必要とします。
注意: 証明書を指定しないと、インストールが完了しません。
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9.
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組織のSSL証明書の場所を指定します。証明書は、認定プロバイダーから入手する必要があります。
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–
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SSL証明書とは、ブラウザとWebサーバーの安全な通信を可能にする暗号鍵をテキストファイルにまとめたものです。暗号鍵は、各組織に固有のもので、DigiCert、Symantec、Network Solutionsなどのサードパーティベンダーから提供されます。JMP Liveを証明書なしで実行することはできません。
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–
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プライマリの証明書と鍵は、購入者に対して設定されています。ルート(CA)証明書は、サードパーティベンダーによって提供されます。
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10.
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[次へ]をクリックします。
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図1.21 データベースパラメータを指定

Keycloakは、ユーザやクライアントに関する情報をデータベースに保存します。
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11.
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データベース情報を入力します。
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メモ: 次の情報は、JMP Liveデータベースのインストール時に入力した情報と一致する必要があります。詳細については、JMP Liveデータベースのインストールまたはアップグレードを参照してください。
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データベースのホスト名: JMP Liveデータベースがあるコンピュータの別名またはDNS名を入力します。
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データベースポート: データベースが待機(リッスン)するポートを入力します。
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–
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データベース名: JMP Liveデータベースの名前を入力します。
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データベースのユーザ名: データベース管理者のユーザ名を入力します。
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–
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データベースのパスワード: データベース管理者のパスワードを指定します。
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12.
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[次へ]をクリックします。
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図1.22 Keycloakのインストール準備が完了

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13.
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[インストール]をクリックして続行します。
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図1.23 完了ウィンドウ

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14.
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[Finish]をクリックします。
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JavaとKeycloakのそれぞれに処理があるため、プロセスの完了に数分かかることがあります。進行状況を示すインジケータとコマンドプロンプトが表示されます。
KeycloakをWindowsサービスとして実行するオプションを選択した場合は、インストールが完了した時点でKeycloakが実行されているはずです。オプションを選択しなかった場合は、次のコマンドを使って手動で開始します。
<Keycloakのディレクトリ>\bin\standalone.bat -c standalone-ha.xml
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15.
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ブラウザを開き、図 1.19で指定したHTTPポートまたはHTTPSポートを使用してKeycloakの「Welcome」ページに移動します。デフォルトのポートを選択した場合、これはhttp://localhost:8888またはhttps://localhost:8443になります。
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図1.24 Keycloakの「Welcome」ページ

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16.
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[Administration Console]をクリックします。
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図1.25 Keycloak Administration Consoleの一般オプション

ユーザアクセスを設定するには、Keycloakのマニュアルを参照してください。
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17.
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JMP Liveのインストールに進みます。
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JMP Liveのインストール
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1.
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(JMP Liveのインストールに、Windowsリモートデスクトップを使用している場合にのみ必要です。それ以外の場合は、ステップ2へ進んでください。)[セッションごとの一時フォルダを使用しない]オプションが有効になっていることを確認してください。
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a.
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Windowsコンピュータで、コマンドプロンプトを開きます。
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b.
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「cd %temp%」と入力します。
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その結果、C:\ユーザー\<ユーザID>\AppData\Local\Temp\2>に移動した場合は、[セッションごとの一時フォルダを使用しない]が無効になっていることを意味します。その場合は、このオプションを有効にしてからJMP Liveのインストールに進んでください。
C:\ユーザー\<ユーザID>\AppData\Local\Temp>に移動した場合は、[セッションごとの一時フォルダを使用しない]が有効になっているため、そのままJMP Liveのインストールに進むことができます。
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2.
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「JMPLive.exe」をダブルクリックします。
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このファイルは、デフォルトではSoftware Depotのダウンロード先(\JMP\JMP_Live_Server\17_0\Windows\)に保存されています。
図1.26 インストーラの言語を選択

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3.
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インストーラの言語を選択し、[次へ]をクリックします。
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図1.27 JMP Liveの前提条件の設定ウィザード

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4.
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[次へ]をクリックします。
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図1.28 Node.jsのインストールパスを選択

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5.
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Node.jsのインストール先を指定します。
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デフォルトのインストール先をそのまま使う場合は、[次へ]をクリックします(推奨)。
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–
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インストール先のフォルダを変更するには、[参照]をクリックします。
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図1.29 インストールする前提条件を選択

Node.jsは必須のインストール項目であるため、デフォルトで選択されています。
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6.
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[次へ]をクリックします。
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図1.30 JMP Lives設定ウィザード

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7.
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[次へ]をクリックします。
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図1.31 インストールフォルダを指定

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8.
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JMP Liveのインストール先を指定します。
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デフォルトのインストール先をそのまま使う場合は、[次へ]をクリックします(推奨)。
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–
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インストール先のフォルダを変更するには、[参照]をクリックします。
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インストール先を変更した場合は、次の点に注意してください。
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JMP Liveは指定した場所にインストールされますが、PostgreSQLは常にデフォルトの場所にインストールされます。
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JMP Liveはログ情報を生成するので、新しいインストール先に十分なディスク容量があることを確認してください。推奨する最小容量は1 GBです。
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図1.32 コンポーネントの選択ウィンドウ

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9.
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このコンピュータにインストールしたいコンポーネントを(少なくとも1つ)選択します。
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このコンピュータに両方のコンポーネントをインストールする場合は、両方が選択された状態のまま、次に進みます。
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コンポーネントを異なるコンピュータに分散させる場合は、このコンピュータにインストールするコンポーネントのみを選択してください。もう一方のオプションをインストールするために、別のコンピュータでもう一度インストーラを実行する必要があります。
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メモ: ワーカープールアーキテクチャ用にインストールをする場合は、JMP Pool Managerを選択し、ステップ16に進んでください。詳細については、JMP Liveのアーキテクチャと認証についてを参照してください。
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10.
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(オプション)選択したコンポーネントをWindowsサービスとしてインストールするかどうかを指定します。
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このオプションを選択する場合は、次の点に注意してください。
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ログインしているかどうかに関わらず、JMP Liveはバックグラウンドで実行されます。
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–
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コンピュータが再起動すると、JMP Liveのサービスが自動的に再開されます。
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Windowsコンソールではなくログ(テキスト)ファイルに情報が書き込まれます。ログファイル用に十分な容量があることを確認し、ストレージの問題が発生しないように定期的にログファイルを削除してください。以下は、ログファイルのデフォルトの場所です。
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C:\Program Files\SAS\JMP Live\JMPLive\build\daemon\webjmpsvc.out.log
C:\Program Files\SAS\JMP Live\JMPPool\build\daemon\jmppoolsvc.out.log
図1.33 ポートとデータベースの詳細を指定

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11.
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JMP Webサーバーに関して次の指定を行ってください。
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–
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Webサーバーポート: ブラウザからのリクエストを取得するHTTPSポートを入力します。デフォルトでは、3501に設定されています。ポート443(デフォルトのHTTPSポート)を指定することもできますが、専用のポートを使用した方が監視やアクセスの制御がしやすくなります。Webサーバーコンポーネントの手前にアプリケーションロードバランサーをインストールする場合は、このポートを指定してください。
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–
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データベースのホスト名: ポート:
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JMP Live用のPostgreSQLデータベースを実行しているコンピュータのDNS名を入力します。デフォルトの名前はlocalhost(インストールコンピュータ)ですが、PostgreSQLを実行している専用サーバーを指定するのが普通です。このコンピュータは、企業のファイアウォールの内部、ファイアウォールの外、クラウドサービスのいずれにあるものでもかまいません。
PostgreSQLのインストール時に外部からの通信用として指定したポートを入力します。デフォルトのPostgreSQLポートは5432です。詳細については、図 1.3を参照してください。
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–
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データベース名: PostgreSQLの中でJMP Liveデータベースに設定された名前を入力します。データベースインストーラが使用するデフォルトの名前はwebjmpです。この名前の変更は可能ですがお勧めしません。
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データベースのユーザ名およびデータベースのパスワード: JMP Liveデータベースのインストール時に指定した管理者ユーザIDとパスワードを入力します。データベースのユーザ名はdba_webjmpを使用し、パスワードはデフォルトのもの(Password1)を変更し使っていることでしょう。ここには、その変更後のパスワードを入力してください。
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データベース接続にSSLを使用: PostgreSQLデータベースがSSLで暗号化された通信を必要とする場合は、このオプションを選択します。
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図1.34 管理者アカウントの作成

メモ: 管理者アカウントの作成を強くお勧めします。ただし、JMP Liveを前のバージョンからアップデートするところで、データベースですでに管理者アカウントが存在している場合は、[管理者アカウントを今すぐ作成]ボックスの選択を解除してこの手順をスキップしてください。
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12.
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JMP Liveへのログインに使用する管理者ユーザ名を入力します。パスワード(デフォルトはpassword)と、JMP Liveにコンテンツを投稿する際に表示される表示名を指定します。次のことに注意してください。
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–
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管理者ユーザ名は小文字を使用しなければならず、スペースを含むことはできません。
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管理者アカウントを作成したら、このアカウントにログインして他のユーザを管理者に指定することができます。
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–
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管理者アカウントは、いつでもコマンドラインインターフェースを使って作成できます。JMP Liveデータベースの維持を参照してください。
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図1.35 SSL証明書を指定

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13.
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組織のSSL証明書に移動するか、SSL証明書の名前を入力します。
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–
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SSL証明書とは、ブラウザとWebサーバーの安全な通信を可能にする暗号鍵をテキストファイルにまとめたものです。暗号鍵は、各組織に固有のもので、DigiCert、Symantec、Network Solutionsなどのサードパーティベンダーから提供されます。JMP Liveを証明書なしで実行することはできません。
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–
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プライマリの証明書と鍵は、購入者に対して設定されています。ルート(CA)証明書は、サードパーティベンダーによって提供されます。
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–
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JMP Liveインストーラによって、ローカルホスト上で最小限のテストをするための証明書セットが用意されています。ただし、サイトをローカルのブラウザで閲覧すると警告が表示されます。また、インストールコンピュータ以外のブラウザからはサイトにアクセスできません。
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ヒント: SSL証明書は、JMP Liveのインストールが完了した後に検証できます。詳細については、JMP LiveのSSL証明書の検証を参照してください。SSL証明書検証ユーティリティを実行するには、node.jsのコマンドラインから、 下記のディレクトリへ行きコマンドを入力します: C:\Program Files\SAS\JMP Live\JMPLive>npm run check-ssl。
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14.
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Cookieの有効期限: JMP LiveにサインインしたことをJMP Webコンポーネントにどれだけの間記憶させるかを指定します。
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–
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デフォルト値は720分(12時間)ですが、セキュリティを高めたいときは時間を短くしてください。
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–
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Cookieの有効期限は、アイドルタイムアウトとは異なります。サイトの使用を継続することはできますが、Cookieの期限が切れた時点でもう一度サインインする必要があります。
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図1.36 Keycloakの設定

メモ: Keycloakを使用する代わりに、Microsoft Active Directoryへの直接接続を追加することもできます。詳細については、詳細設定を参照してください。この方法は将来のバージョンのJMP Liveではサポートされなくなりますのでご注意ください。
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15.
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Keycloakに関して次のような設定を行います。
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–
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Keycloak ID管理を使用: Keycloak認証システムを有効にします。このオプションを選択しない場合は、ローカル認証が使用されます。この場合、JMP Liveでアカウントを作成する必要があります。これらのユーザは、他のIDプロバイダーに対しては認証されません。KeycloakとIDプロバイダーの接続については、Keycloakのマニュアルを参照してください。
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Keycloakの別名(DNS名): Keycloakの認証サービスを実行しているサーバーの名前を入力します。
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KeycloakのHTTPSポート: Keycloakがリクエストを待機するポートの番号を入力します。デフォルトのポートは8443です。
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管理者名: Keycloak内のJMP Live realmの管理者名を入力します。Realmは、JMP Liveのログイン情報を、Keycloak認証を使用する可能性のある他のソフトウェアとは別の場所に維持します。
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管理者パスワード: KeycloakのJMP Live Realmの管理者パスワードを入力します。
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JMP Liveの別名(DNS名): メインのJMP Liveサイトを実行するコンピュータの名前を入力します。
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図1.37 Pool Managerの設定

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16.
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このコンピュータでPool Managerを実行する場合は、[Pool Managerとして設定]ボックスを選択します。
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–
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1台のコンピュータですべてのコンポーネントを使用する場合、または1台のコンピュータでPool ManagerとJMPセッションを使用する場合は、このオプションを選択します。
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–
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このコンピュータをワーカープールだけに使用する場合は、このオプションを選択しないでください。
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17.
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Pool Mangerのオプションを指定します。
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JMP Liveの別名(DNS名): DNS名を入力します。通常は、machine name.domain name.com/orgという形式です。次のことを注意してください。
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localhostオプションを使ってすべてのコンポーネントをインストールする場合を除き、Webホスト名を指定する必要があります。
すべてのコンポーネントを1台のコンピュータにインストールした場合でも、安全な接続のために組織のSSL証明書を使用することになるでしょう。その場合、通常証明書はコンピュータに関連付けられているため、コンピュータ名をWebホスト名として入力します。
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–
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Pool Managerのホスト名: ([Pool Managerとして設定]を選択した場合は無効です。)ワーカープールを別のコンピュータにセットアップしている場合は、Pool Managerの任務をこなすコンピュータのDNS名を入力します。
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Webサーバーポート: (すべてのコンポーネントを1台のコンピュータにインストールしている場合は、ポート番号がすでにJMP Webコンポーネントで指定されているのでこのオプションは無効です。)JMP Poolコンポーネントだけをインストールする場合は、JMP Webコンポーネントを別のコンピュータにインストールしたときに使用したポートを入力します。
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Poolリスニングポート: このプールがJMP Pool ManagerとJMP Webコンポーネントからの通信を待機(リッスン)するポートを入力します。
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Pool Managerのリスニングポート: (ワーカープールを設定している場合のみ有効です。)JMP Pool Managerの設定でPoolリスニングポートとして指定したポートを入力します。ワーカープールは、JMP Pool Managerにこのポートが使用可能であることを伝える必要があります。
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図1.38 JMPの設定

セッションがJMP Pool Managerまたはワーカープールの一部かどうかに関係なく、JMPセッションの作成をサポートするすべてのコンピュータに、JMPのインストーラを使ってJMPがインストールされている必要があります。レポートが変更されると、JMP Liveの処理を行うためにこれらのJMPセッションが開始されます。
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18.
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次のようなJMPの詳細を指定します。
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–
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JMPセッションの基本ポート: JMPセッションがJMP Pool Managerとの通信に使用する基本ポートを入力します。JMPの各インスタンスには、この基本ポートの番号から始まる一意の番号が割り当てられます。
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–
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JMP実行ファイルのパス: JMP Proがある場所のパスを入力します。デフォルトのインストールパスが表示されるので、JMP Proを他の場所にインストールした場合のみ、パスを変更してください。
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プールの初期セッション数: プールの初回実行時に開始されるJMPセッションの数を入力します。
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プールの最大セッション数: このプールの一部としてこのコンピュータで実行できるJMPセッション数の上限を入力します。初期セッション数として指定された数がすべて使用されているとき、セッションが追加されます。
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メモ: Pool Managerをインストールしていて、それを他のワーカープールへのリソース配分だけに使用したい場合は、初期セッション数と最大セッション数を0に設定できます。その場合、ワーカープールを設定し、実行するまで、サイトは機能しません。
図1.39 JMPの設定

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19.
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次のようなJMPの詳細を指定します。
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アイドルタイムアウト(秒): ここに入力した秒数の間、操作を行わないと、JMP Webコンポーネントとの接続が切断され、新しいリクエストが待機されます。
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Webサーバー待機のタイムアウト(ミリ秒): 実行中のトランザクションにおいて、ここに入力したミリ秒数の間、通信がないと、そのワークリクエストが中断され、破棄されます。
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データベースのユーザ名: データベース管理者のユーザ名を入力します。
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–
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データベースのパスワード: データベース管理者のパスワードを指定します。
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–
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SSLルート証明書: (JMP Pool Managerコンポーネントのみをインストールしている場合に表示されます。)組織の認証局ファイルがある場所を入力します。
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図1.40 JMP Liveのインストールを開始

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20.
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[インストール]をクリックしてJMP Liveインストールを開始し、インストールが完了したら[終了]をクリックします。
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JMP Liveが自動的にKeycloakに接続するので、ステップ15で入力したJMP Liveの別名を使って、JMP Liveにログインできます。JMP Liveにログインできない場合は、手動で接続を確立する必要があります。詳細については、Keycloakを手動で接続してJMP Liveを開始を参照してください。
詳細設定
JMP Liveのインストールの中で、いくつかの設定を行います。これらの設定を後で変更する場合、または詳細な設定を追加する場合は、環境ファイル(.env)を更新します。JMP LiveとJMP Pool Managerのコンポーネントは、デフォルトで次の場所に環境ファイルを作成します。
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C:\Program Files\SAS\JMP Live\JMPLive
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•
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C:\Program Files\SAS\JMP Live\JMPPool
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注意: 環境ファイルに変更を加えるときは、十分な注意を払ってください。些細なミスでもJMP Liveが機能しなくなる原因になります。
環境ファイルを変更したら、その内容を反映させるため、コンポーネントを再起動する必要があります。コンポーネントを再起動する方法については、Keycloakを手動で接続してJMP Liveを開始を参照してください。
JMP Live環境ファイルの設定
PORT
(必須)このJMP Liveのインスタンスが実行されているHTTPSポート。
NODE_ENV
(必須)JMP Serverにとって正しいモードである「production」に設定する。
COOKIE_SECRET
(必須)このJMP LiveインスタンスのセッションCookieに対してハッシュを計算するためのシークレット。
DEBUG_DEV
(オプション)コードにあるデバッグステートメントのうち、どれがアクティブでどれがアクティブでないかを示す文字列をカンマで区切ったリスト。デフォルト値はなし。
DEBUG_DEPTH
(オプション)デバッグステートメントにおいて、どの深さまでのオブジェクトをログに送信するかを指定する(たとえば、「debug('This is my object: %O', myObject);」)。デフォルト値は10です。
LOG_LEVEL
(オプション)このJMP Serverインスタンスでアクティブな最低レベルのbunyanロガーメッセージを設定する。これらのメッセージは、Logglyに渡される。可能な値は、trace、debug、info、warn、error、fatal。コード内のロガーの行は、「logger.debug(...);」のようになる。デフォルト値はinfo。
LOGGLY_SUBDOMAIN
(オプション)Logglyにログレコードを送信するためのサブドメインを設定する。
LOGGLY_TOKEN
(オプション)Logglyにログレコードを送信する際に使用するトークンを設定する。
LOG_PRETTY
(オプション、ブール値)コンソールストリーム内のbunyanログを生のJSON(0)とプリティプリント(1)のどちらで表示するかを指定する。これは、コンソールストリームだけを対象とした設定で、Logglyストリームは常に生のJSONで表示される。デフォルトの値は0(生のJSON)。
LOG_HTTPHEADERS
(オプション、ブール値)HTTPリクエストのプリティプリントのログレコードにHTTPヘッダを含めるかどうかを指定する。デフォルトの値は0(ヘッダを含めない)。
DB_HOST
(必須)PostgreSQLデータベースを実行しているコンピュータのホスト名。「ホスト名:ポート」の形式を取る。ポートは必ず含めること。
DB_DATABASE
(必須)使用するDB_HOST上のPostgreSQLデータベースの名前。通常は、webjmp。
DB_USERNAME
(必須)PostgreSQLユーザのユーザ名。通常は、dba_webjmp。
DB_PASSWORD
(必須)DB_USERNAMEがPostgreSQLへの接続時に使用するパスワード。
SHOW_GENERATED_SQL
(オプション、ブール値)Sequelizeによって生成されたすべてのSQLステートメントを、実行前にコンソールログに送る。デフォルトの値は0(オフ)です。ログファイルの数が膨大であることに注意。
SSL_CERT_FILE
(オプション)証明書ファイルの相対パス。
SSL_KEY_FILE
(オプション)証明書のKEYファイルの相対パス。
SSL_CA_FILE
(オプション)認証局ファイルの相対パス。
AUTH_SCHEME
(必須)JMP Webコンポーネントが使用する認証スキーム。可能な値は、keycloak、ldap、local。この項目は、1つのJMP Serverインスタンスで1度だけ設定し、空白のデータベースを使って最初からやり直す場合以外は変更しないようにしてください。
APIKEY_ENABLED
(オプション、ブール値)ユーザがJSLを使ってJMP Live APIにアクセスする際にキーが必要かどうかを指定する。ユーザは、JMP Liveのユーザプロファイルを通じてAPIキーを取得できる。デフォルトの値は1(有効)。
JMPLIVE_BASEURL
(必須)JMP PoolやKeycloakなどのコンポーネントがJMP Liveサイトと通信するときに使用するURL。
ALLOW_SOCIAL_SHARING
(オプション、ブール値)このJMP Liveインスタンスがソーシャルメディアを使って投稿を共有できるかどうかを指定する。デフォルトの値は0(できない)。
SESSION_TICKET_EXPIRE_MINUTES
(オプション)Ticketsテーブル内でJMPセッションチケットレコードを保持する時間を分を単位として指定する。この時間が過ぎるとレコードは削除される。これは、JMPセッションを対象とするもので、ログインセッションには適用されない。デフォルトの値は1440(24時間)。
SESSION_TICKET_EXPIRE_HOURS
(オプション)Ticketsテーブル内でJMPセッションチケットレコードを保持する時間を時間を単位として指定する。これは、JMPセッションを対象とするもので、ログインセッションには適用されない。_MINUTESと_HOURSの両方を指定した場合は、時間の長い方が適用される。デフォルト値は24時間。
COOKIE_EXPIRE_MINUTES
(オプション)セッションCookieが有効な時間の長さを分を単位として指定する。_MINUTESと_SECONDSの両方を指定した場合は、時間の長い方が適用される。デフォルトの値は720(12時間)。
COOKIE_EXPIRE_SECONDS
(オプション)セッションCookieが有効な時間の長さを秒を単位として指定する。_MINUTESと_SECONDSの両方を指定した場合は、時間の長い方が適用される。COOKIE_EXPIRE_SECONDSを使用する場合は、COOKIE_EXPIRE_MINUTESを0に設定すること。デフォルト値は、許可される最小値である5秒。
SESSION_PURGE_INTERVAL_MINUTES
(オプション)有効期限の切れたセッションをデータベースからパージする頻度を、分を単位として指定する。_MINUTESと_SECONDSの両方を指定した場合は、時間の長い方が適用される。デフォルト値は15分。
SESSION_PURGE_INTERVAL_SECONDS
(オプション)有効期限の切れたセッションをデータベースからパージする頻度を、秒を単位として指定する。_MINUTESと_SECONDSの両方を指定した場合は、時間の長い方が適用される。SESSION_PURGE_INTERVAL_SECONDSを使用する場合は、SESSION_PURGE_INTERVAL_MINUTESを0に設定すること。デフォルト値は、許可される最小値である5分。
ADMIN_LANG
CLIツールを使用する際の表示言語を設定する。オプションには、de(ドイツ語)、en(英語)、es(スペイン語)、fr(フランス語)、it(イタリア語)、ja(日本語)、ko(韓国語)、zh-CN(中国語)があります。
DB_MAX_CONN_JMP_LIVE
JMP Liveの1つのインスタンスが並行して保持できるデータベース接続の最大数。デフォルトの値は25です。この値は、次のような点を考慮して設定します。
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–
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データベース自体に(postgresql.conf内で)定義されている「max_connections」の値を超えることはできない。
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–
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1つのクラスターでJMP Liveのインスタンスを複数実行する場合もありうる。
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–
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「max_connections」の値は、JMP LiveとJMP Poolの間で分割される(JMP Liveに80%、JMP Poolに20%の割り当てを推奨します)。
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JMP Pool環境ファイルの設定
HOST
(オプション)このJMP Poolのホスト名。デフォルトのホスト名は、os.hostname()。
PORT
(必須)このJMP Poolが待機(リッスン)するポート。
JMP_PATH
(必須)JMP実行ファイルのパス。
JMP_INSTALLDIR
(オプション)JMPデスクトップアプリケーションのインストール場所をJMP Liveに知らせる。
JMP_LOGSTART
(オプション)ライセンス情報や環境設定情報をどこから取得したかなどを記録する、JMPのスタートアップログを作成する。
JMP_BASE_PORT
(必須)JMPセッションが待機(リッスン)するポートの範囲のうち最初のもの。
DB_USERNAME
(必須)PostgreSQLデータベースにログインするためのユーザ名。
DB_PASSWORD
(必須)PostgreSQLデータベースにログインするためのパスワード。
IS_MANAGER
(オプション、ブール値)このプールがPool Managerかどうかを指定する。マスタープールの場合は、値を1に設定する。
WEBJMP_RETRY_WAIT
(Pool Managerの場合のみ使用。)JMP Webコンポーネントに再接続を試みるまでの待機時間をミリ秒を単位として指定する。デフォルトの値は5000ミリ秒。
POOL_MANAGER_HOST
(Pool Managerでない場合のみ使用。)Pool Managerプロセスを実行しているコンピュータのDNS名。デフォルト値はlocalhost。
POOL_MANAGER_PORT
(Pool Managerでない場合のみ使用。)Pool Managerがワーカープールインスタンスとの通信に使用するポート。デフォルトのポートはPORT。
INITIAL_JMP_PROCESSES
(オプション)Webサイトでレポートが操作される際に、レポートの再計算のために開始されるJMPセッションの数。デフォルト値は4。
MAX_JMP_PROCESSES
(オプション)必要に応じて開始されるJMPプロセスの最大数(エラスティックJMPPool)。デフォルト値は、INITIAL_JMP_PROCESSES。
JMP_SERVER_IDLE_TIMEOUT
(オプション)JMPサーバがリサイクルされるまでにアイドル状態でいられる時間(秒数)。デフォルト値は120秒。
APPLYPACKAGEPREFS
(オプション、ブール値)パッケージに保存されている環境設定をサーバーに適用するかどうかを指定する。0は偽、1は真。デフォルト値は0(偽)です。
WIPE_TEMP_FOLDER_AT_STARTUP
(オプション、ブール値)JMP Poolの最初の起動時に一時フォルダを削除する。複数のJMP Poolが1台のコンピュータを共有している場合は、値を0(偽)に設定する。デフォルト値は、1(真)。
WIPE_TEMP_FOLDER_ON_CRASH
(オプション、ブール値)JMPセッションがクラッシュした場合に、そのセッションのTempフォルダをクリーンアップするには、この値を1(真)に設定する。JMPがどのような状況でクラッシュしたかを調査できるよう、デフォルト値は0(偽)となっている。
SSL_CA_FILE
(オプション)認証局ファイルの相対パス。
DB_MAX_CONN_JMP_POOL
このJMP Poolが並行して保持しようとするデータベース接続の最大数。デフォルト値は10です。この値は、次のような点を考慮して設定します。
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–
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データベース自体に(postgresql.conf内で)定義されている「max_connections」の値を超えることはできない。
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–
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複数のJMP Poolがある場合もありうる。
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–
|
「max_connections」の値は、JMP LiveとJMP Poolの間で分割される(JMP Liveに80%、JMP Poolに20%の割り当てを推奨します)。
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JMP Live管理者ユーザの作成
JMP Liveのインストール時に管理者アカウントを作成しなかった場合でも、後でコマンドラインインターフェースを使って作成することができます。
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1.
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Windowsのスタートメニューからコマンドプロントを開きます。
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2.
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次の場所(デフォルト)にあるJMPLiveフォルダに移動します: C:\Program Files\SAS\JMP Live\JMPLive\
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3.
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次のコマンドを入力します。
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node bin/jmplive-cli createAdminUser -d displayname -p password -u user
オプションの定義は次のとおりです。
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–
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-d displayname: 管理者の表示名。スペースを使用する場合は、名前を引用符で囲んでください。デフォルトの名前は「JMP Live Administrator」です。
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–
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-p password: 管理者のパスワード。指定しない場合、パスワードの入力を求めるプロンプトが表示されます。スペースを使用する場合は、パスワードを引用符で囲んでください。
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–
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-u user: 管理者の名前。スペースは使用できません。デフォルトの名前は「jmpliveadmin」です。
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例
C:\Users\userid>cd “C:\Program Files\SAS\JMP Live\JMPLive”
C:\Program Files\SAS\JMP Live\JMPLive>node bin/jmplive-cli createAdminUser -d "JMP Live Administrator" -p Password123 -u jmpliveadmin
Checking if admin user jmpliveadmin already exists.... no
Creating admin user jmpliveadmin.... done
C:\Program Files\SAS\JMP Live\JMPLive>
JMP Liveに管理者としてサインイン
JMP Liveで、[ヘルプ]
>[管理者としてサインイン]をクリックします。
JMP Liveユーザの作成
JMP Liveのユーザは次のように作成されます。
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•
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認証サーバーで定義されているユーザは、JMP Liveに初めてログインしたときに自動的に追加されます。
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1つのユーザの作成
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1.
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Windowsのスタートメニューからコマンドプロントを開きます。
|
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2.
|
次の場所(デフォルト)にあるJMPLiveフォルダに移動します: C:\Program Files\SAS\JMP Live\JMPLive\
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|
3.
|
次のコマンドを入力します。
|
node bin/jmplive-cli createUser -d displayname -e email -l loginname
ヒント: 別の方法として、「node bin/jmplive-cli createUser」というコマンドを実行することもできます。すると、ログイン名、表示名、およびメールを入力するよう求められます。
ここで
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–
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-d displayname: ユーザの表示名。スペースを使用する場合は、名前を引用符で囲んでください。
|
|
–
|
-e email: ユーザのメールアドレス。
|
|
–
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-l loginname: ユーザのログイン名。スペースは使用できません。
|
例
C:\Users\userid>cd “C:\Program Files\SAS\JMP Live\JMPLive”
C:\Program Files\SAS\JMP Live\JMPLive>node bin/jmplive-cli createUser -d "John Doe" -e johndoe@email.com -l johndoe
Creating a new user... done
C:\Program Files\SAS\JMP Live\JMPLive>
複数のユーザの作成
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1.
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CSVファイルに、JMP Liveに追加したい各ユーザについて、ログイン名、表示名、およびメールアドレスの情報を入力します。
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図1.41 ユーザーを含むCSVファイルの例

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2.
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Windowsのスタートメニューからコマンドプロントを開きます。
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3.
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次の場所(デフォルト)にあるJMPLiveフォルダに移動します: C:\Program Files\SAS\JMP Live\JMPLive\
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4.
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次のコマンドを入力します。
|
node bin/jmplive-cli importUsers FILE
ここで
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–
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FILEは、読み込みたいユーザを含むCSVファイルのパスです。
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–
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-h header: (オプション)CSVファイルにヘッダ(列見出し)があるかどうかを指定します。このオプションは、デフォルトでtrueに設定されています。CSVファイルにヘッダが含まれていない場合は、--[no-]headerと入力してください。
|
|
–
|
-p partial: (オプション)一括操作の部分的な成功を可能にするかどうかを指定します。このオプションは、デフォルトでtrueに設定されています。一括操作が部分的に成功することを避けたい場合は、--[no-]partialと入力してください。
|
例
C:\Users\userid>cd “C:\Program Files\SAS\JMP Live\JMPLive”
C:\Program Files\SAS\JMP Live\JMPLive>node bin/jmplive-cli importUsers filepath.csv
Reading file... done
Creating users | 1/1 Users
C:\Program Files\SAS\JMP Live\JMPLive>
JMP Liveグループの作成
JMP Liveのグループは次のように作成されます。
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•
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JMP Liveは、「すべてのユーザ」および「匿名ビジター」というグループを自動的に作成します。特定のJMP Liveの投稿に誰でもアクセスできるようにする場合、これらのパブリックグループを利用できます。
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–
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「すべてのユーザ」グループと共有した投稿は、JMP Liveにログインしたすべてのユーザが閲覧できます。
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|
–
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「匿名ビジター」グループと共有した投稿は、JMP Liveにログインしている人のほか、ログインしていないけれどもJMP Liveへのアクセス権を持っている人も見ることができます。このグループ(とスペース)は、管理者が匿名アクセスを許可するオプションを有効にしている場合にのみ表示されます。
|
|
•
|
JMP Liveの中でグループを作成できます。詳細については、JMP Liveヘルプを参照してください。
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|
•
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JMP Live CLIを使用して、1つまたは複数のグループを一度に作成できます。1つのグループの作成または複数のグループの作成を参照してください。
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1つのグループの作成
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1.
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Windowsのスタートメニューからコマンドプロントを開きます。
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2.
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次の場所(デフォルト)にあるJMPLiveフォルダに移動します: C:\Program Files\SAS\JMP Live\JMPLive\
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3.
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次のコマンドを入力します。
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node bin/jmplive-cli createGroup NAME
ここで
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–
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NAMEは、作成したいグループの名前。スペースを使用する場合は、名前を引用符で囲んでください。
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–
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-d description: (オプション)グループに追加する説明。スペースを使用する場合は、説明を引用符で囲んでください。ここで設定した説明は、グループの詳細の画面に表示されます。
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|
–
|
-u users: (オプション)グループに追加するユーザ。ログイン名のリストをカンマ区切りで指定します。カンマの間にスペースを含めないでください。
|
例
C:\Users\userid>cd “C:\Program Files\SAS\JMP Live\JMPLive”
C:\Program Files\SAS\JMP Live\JMPLive>node bin/jmplive-cli createGroup “Test Group” -d “This is a description of Test Group.” -u johndoe
Checking if group "Test Group" already exists... no
Creating group "Test Group"... done
Adding Members | 1/1 Members
Checking if group “Test Group” already exists...
C:\Program Files\SAS\JMP Live\JMPLive>
複数のグループの作成
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1.
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CSVファイルに、JMP Liveに追加したい各グループについて、名前、説明、およびユーザの情報を入力します。
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図1.42 グループを含むCSVファイルの例

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2.
|
Windowsのスタートメニューからコマンドプロントを開きます。
|
|
3.
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次の場所(デフォルト)にあるJMPLiveフォルダに移動します: C:\Program Files\SAS\JMP Live\JMPLive\
|
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4.
|
次のコマンドを入力します。
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node bin/jmplive-cli importGroups FILE
ここで
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–
|
FILEは、読み込みたいグループを含むCSVファイルのパスです。
|
|
–
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-h header: (オプション)CSVファイルにヘッダ(列見出し)があるかどうかを指定します。このオプションは、デフォルトでtrueに設定されています。CSVファイルにヘッダが含まれていない場合は、--[no-]headerと入力してください。
|
|
–
|
-p partial: (オプション)一括操作の部分的な成功を可能にするかどうかを指定します。このオプションは、デフォルトでtrueに設定されています。一括操作が部分的に成功することを避けたい場合は、--[no-]partialと入力してください。
|
例
C:\Users\userid>cd “C:\Program Files\SAS\JMP Live\JMPLive”
C:\Program Files\SAS\JMP Live\JMPLive>node bin/jmplive-cli importGroups filepath.csv
Reading file... done
Creating groups | 1/1 Groups
C:\Program Files\SAS\JMP Live\JMPLive>
グループに複数のユーザを追加
|
1.
|
Windowsのスタートメニューからコマンドプロントを開きます。
|
|
2.
|
次の場所(デフォルト)にあるJMPLiveフォルダに移動します: C:\Program Files\SAS\JMP Live\JMPLive\
|
|
3.
|
次のコマンドを入力します。
|
node bin/jmplive-cli addUsersToGroup GROUP
ここで
|
–
|
GROUPは、ユーザの追加先となるグループIDに置き換えます。グループIDを見つけるには、[管理者]>[グループ]をクリックし、グループを選択してください。IDはURLの末尾にあります。
|
|
–
|
-u users: (オプション)グループに追加するユーザ。ログイン名のリストをカンマ区切りで指定します。カンマの間にスペースを含めないでください。
|
例
C:\Users\userid>cd “C:\Program Files\SAS\JMP Live\JMPLive”
C:\Program Files\SAS\JMP Live\JMPLive>node bin/jmplive-cli addUsersToGroup GROUPID -u johndoe
(ここに出力が表示されます)
C:\Program Files\SAS\JMP Live\JMPLive>
JMP Liveスペースの作成
JMP Liveのスペースは次のように作成されます。
|
•
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JMP Liveの各ユーザについて、それぞれ1つの個人用スペースが自動的に作成されます。
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|
•
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JMP Liveの中でスペースを作成できます。詳細については、JMP Liveヘルプを参照してください。
|
|
•
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JMP Live CLIを使用して、スペースを作成できます。詳細については、スペースの作成を参照してください。
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スペースの作成
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1.
|
Windowsのスタートメニューからコマンドプロントを開きます。
|
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2.
|
次の場所(デフォルト)にあるJMPLiveフォルダに移動します: C:\Program Files\SAS\JMP Live\JMPLive\
|
|
3.
|
次のコマンドを入力します。
|
node bin/jmplive-cli createSpace -d displayName, -k key -s spaceDescription
ヒント: 別の方法として、「node bin/jmplive-cli createSpace」というコマンドを実行することもできます。すると、表示名、キー、およびスペースの説明を入力するよう求められます。
ここで
|
–
|
-d displayName: スペースの名前。
|
|
–
|
-k key: スペースの一意のキー。このキーはURL内に表示され、スクリプトを記述するときに使用できます。キーには文字と数字を使用できます。
|
|
–
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-s description: スペースの説明。説明の中でスペースを使用する場合は、説明を引用符で囲んでください。ここで設定した説明は、スペースの詳細の画面に表示されます。
|
|
–
|
-v discoverable: (オプション)スペースを検出可能とするか否か。このオプションは、デフォルトでfalseに設定されます。他の人がそのスペースを検出できるようにする場合は、「--[yes-]discoverable」と入力してください。
|
例
C:\Users\userid>cd “C:\Program Files\SAS\JMP Live\JMPLive”
C:\Program Files\SAS\JMP Live\JMPLive>node bin/jmplive-cli createSpace -d “Test Space” -k testspace -s “This is a test space.”
Creating a new space... done
C:\Program Files\SAS\JMP Live\JMPLive>
JMP Live 17への移行に関する注意点
旧バージョンのJMP Liveからバージョン17に移行する場合は、JMP Liveに実装されている以下の機能に違いがありますのでご注意ください。
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シナリオ
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以前の動作
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JMP Live 17の動作
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|---|---|---|
|
あるユーザがグループにレポートを発行する。そして、そのグループのメンバーがグループを去るか、グループから削除される。
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そのユーザはまだレポートを見ることができます。
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そのユーザは、レポートが含まれているスペースへのアクセスを要求しない限り、そのレポートを見ることができない可能性があります。
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|
1つのフォルダ内にまったく同じ名前のデータテーブルまたはレポートがある。
1つまたは複数のグループと共有している、名前がまったく同じデータテーブル、レポート、またはフォルダがある。
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特に問題はありません。
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1つのフォルダ内では、それぞれの名前が一意でなければなりません。17への移行の際、タイトルが一意になるように、タイトルの後に数字が追加されます。たとえば、「Big Class」というレポートが2つあった場合、そのうちの1つの名前は「Big Class (2)」となります。
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全員と共有されていた投稿がある(公開)。
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公開投稿は
アイコンを使って公開であることが示され、どのユーザでも見ることができました。 |
公開投稿は「すべてのユーザ」スペースに配置され、どのユーザでも見ることができます。
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自分とだけ共有されていた投稿がある(プライベート)。
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プライベートな投稿は
アイコンを使ってプライベートであることが示され、そのユーザしか見ることができませんでした。 |
プライベート投稿はそのユーザの個人用スペースに配置され、そのユーザ、もしくはその個人用スペースを共有している相手しか見ることができません。
|
|
グループと共有されていた投稿がある。
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グループと共有されていた投稿は
アイコンを使って示され、それらのグループしか見ることができませんでした。 |
グループと共有されていた投稿は、それらのグループがアクセスできるスペースに配置されます。
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JMP Liveのアーキテクチャと認証について
JMP Liveサーバーをオンプレミスでインストールする場合は、JMP Liveシステムのアーキテクチャや、サードパーティのIDプロバイダーによる認証の設定方法について理解しておくことが重要です。
アーキテクチャの概要
JMP Liveは、互いに通信する複数のモジュールで構成されています。このアーキテクチャにより、複数のコンピューティングリソースに作業負荷を分散させ、大量のリクエストが処理できるようになっています。
図1.43 JMP Liveのアーキテクチャ

JMP Liveを単一のコンピューティングリソースで実行することもできますが、これはお勧めできません。データベースをJMP Liveの他のコンポーネントから分離し、データベースに専用のコンピューティングインスタンスを割り当てることをお勧めします。このコンピューティングインスタンスを頻繁にバックアップすることで、JMP Liveのコンテンツの安全性を維持できます。データベースにはホスティングサービスを使用し、その他の機能はオンプレミスのリソースを用いるということもできます。その場合は、JMP Liveデータベースインストーラを使わずに、PostgreSQL 13と互換性のあるインスタンスをホスティングサービスの環境にセットアップする必要があります。既存のデータベースを使用したJMP Liveのインストールの手順に従ってください。
インストールサイズの特定
個々のインストールサイトには、パフォーマンスに影響を及ぼす未知の要因があるため、インストールのサイズを決めるのは簡単ではありません。ネットワーク速度が重要な要因であるほか、専用のコンピュータを使うか、仮想コンピュータを使うかという決定などもパフォーマンスに影響します。SASは、ここでご紹介している構成がどの場所でも十分に機能するということは保証できません。
インストールサイズを検討する上で主要な基準となるのはユーザの数です。
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•
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小規模な構成はユーザが100人の場合を想定しています。
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•
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中規模な構成はユーザが500人の場合を想定しています。
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|
•
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大規模な構成はユーザが2000人の場合を想定しています。
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いずれの場合も、各ユーザが時々サイトを使用していろいろなレポートを見る、負荷がうまく分散されている状況を想定しています。時々の使用というのは、1日に10回ぐらいの頻度を指しています。
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•
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サイトを常時使用するユーザがいる場合は、よりしっかりとした構成が必要です。
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•
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限られた数のレポートに頻繁にアクセスするユーザがいる場合は、JMP Webコンポーネント専用のコンピューティングリソースとデータベースの両方が堅牢でなければなりません。
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小規模な構成
小規模なJMP Live構成(ユーザ数が100人程度)では、データベース以外のすべてのコンポーネントを1台の専用コンピュータにインストールすることができます。
図1.44 小規模な構成に推奨される設定

この構成では、JMP WebコンポーネントとJMP Poolコンポーネントを同じコンピュータにインストールします。インストールの際に[Pool Managerとして設定]オプションを選択します。このJMP Pool Managerに関連付けられるJMPインスタンスの数が、このサイトで実行されるJMPインスタンスの総数になります。
コンピューティングリソースの能力は高ければ高いほど良く、大部分がプロセッサのタイプやネットワーク速度などに依存します。最低でも、16 GB以上の専用RAMを備えた4コアのコンピュータが必要です。データベースのため最も重要なストレージの容量は、保管するレポートの数に依存し、最小要件は1 TBです。
中規模な構成
中規模なJMP Live構成(ユーザ数が500人程度)では、集められるレポートの種類に応じて2つの設定が考えられます。
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•
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多数のレポートが発行されるものの、レポート自体にはデータフィルタが含まれず、統計量を再計算する必要性がない場合は、JMP Webコンポーネントに重点を置いて検討します。
|
|
•
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レポートで大量の計算が必要になる場合は、JMP Pool Managerに重点を置きます。
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JMP Webコンポーネントに重点を置く場合、または大量の計算が必要な環境かどうか不明な場合は、以下のような設定をお勧めします。
図1.45 中規模な構成に推奨される設定

JMP Webコンポーネントのパフォーマンスを最適にする場合の標準的な設定は、JMP Pool Managerが独自のJMPセッションを持たないというものです。JMP Pool ManagerでJMPセッションの数を0に設定します。すべてのJMPセッションが2番目のコンピューティングリソースであるJMP Session Poolにある形になります。
より計算能力の高い環境が必要な場合は、JMP Pool Managerにセッションを割り当てます(たとえば5個)。そうすると、JMP Webコンポーネントのパフォーマンスは下がる可能性がありますが、レポートのための計算能力が高まります。
大規模な構成
大規模なJMP Live構成(ユーザ数が2.000人程度)では、複数のJMP Session Poolが必要なだけでなく、JMP Pool Manager専用のコンピューティングリソースを用意することになります。
図1.46 大規模な構成に推奨される設定

JMP Webコンポーネント、JMP Pool Managerコンポーネント、JMP Session Pool、PostgreSQLデータベースは、すべて専有のインスタンスとします。使用できるJMPセッションの数は、それぞれのインスタンスの計算能力とメモリ容量に依存します。
以下は、各インスタンスに関する要件です。
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•
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JMP WebコンポーネントとJMP Session Poolインスタンス: 最低でも4コアのコンピュータ、できれば32 GBのRAMを備えた8コアのコンピュータを使用することをお勧めします。
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•
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JMP Pool Manager: 最低でも16 GBのRAMを備えた4コアのコンピュータが必要です。
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|
•
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PostgreSQLデータベース: コンピュータは、組織のレポート発行量に基づいてストレージ要件を予測し、備える必要があります。スケーラブルなインスタンスが最適ですが、そうでない場合の最小要件は5 TBです。
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次のような要素の考慮も推奨します。
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•
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HTTPリクエストとHTTPSリクエストのセキュリティのために単一のエントリポイントを提供するロードバランサー。
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|
•
|
主要なデータベースに障害や接続の問題が発生した場合にすばやく切り替えるためのPostgreSQLデータベースのバックアップ。バックアップは頻繁に更新する必要があります。
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ホスティングサービスに関する検討事項
一部のホスティングサービス(Amazon Web ServicesやMicrosoft Azureなど)では、JMP Session Poolに対して自動スケーリングを設定することができます。これは、次のような仕組みです。
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1.
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Session Poolノード上のトリガー(時刻やCPU使用率など)により、追加のコンピューティングリソースが始動します。
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2.
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新たに始動したリソースのJMP Session Poolが、使用可能になった時点でPool Managerに報告します。
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自動スケーリングを利用するには、スケーリングの際に複製されるイメージにSession Poolをインストールするプロセスで、コンポーネントをWindowsサービスとしてインストールするオプションを選択しておかなければなりません。これによって、コンピューティングインスタンスのインスタンス化の際に自動的にSession Poolコンポーネントが開始されます。Session PoolがPool Managerに報告し、コンピューティングサービスの提供が可能であることを登録します。
認証に関する検討事項
JMP Liveでは、インストールする場所に応じた認証機能が提供されます。オンプレミスのインストールでは、組織がActive DirectoryまたはLDAP(Lightweight Directory Access Protocol)をサポートしている場合、JMP LiveはMicrosoft Active Directoryエンドポイントに接続できます。そうでない場合は、ユーザがSASプロファイルを持っている必要があります。ユーザは、SASプロファイルのログイン情報を使ってJMP Liveで認証を行います。
ここで説明する認証メカニズムは、JMP LiveとユーザのIDプロバイダーの間の接続に関係します。JMPとJMP Liveの間の通信はこれとは異なります。
図1.47 JMP Live認証のオプションと流れ

Keycloakアプリケーション
Keycloakアプリケーションは、各種の認証メカニズムへの橋渡しを行います。OpenID Connect(OIDC)を使い、JMPクライアント、JMP Live、Keycloakの間でトランザクションの安全性が確保されます。Keycloakと各種認証メカニズムの間の通信は、そのメカニズムによって異なりますが、TLSである場合が多いです。
Keycloakは、JMP LiveとJMPに認証セッショントークンを付与します。これらのトークンは、ユーザがJMP Liveを使用する権限を持っているかどうかを示します。また、認証セッションの有効期限が切れたときは、それをJMP Liveに知らせます。
Active DirectoryまたはLDAPの使用
Active DirectoryまたはLDAPを使ったオンプレミス認証を可能にするには、JMP Webコンポーネントの環境ファイルで特定のパラメータを設定する必要があります。
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1.
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次の場所(デフォルト)にあるJMP Webコンポーネントの環境ファイルを開きます: C:\Program Files\SAS\JMP Live\JMPLive\.env
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2.
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JMP WebコンポーネントをWindowsサービスとしてインストールした場合は、環境ファイルに変更を加える前にタスクマネージャーでサービスを停止してください。
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3.
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.envファイルで以下のパラメータを設定します。
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AUTH_SCHEME=ldap
認証方法をLDAPまたはActive Directoryに設定する。
LDAP_URL="ldap://site_ldap_endpoint.mycompany.com:port#"
Active Directoryリクエストの通信エンドポイント。port#は、Active Directory通信に使用する4桁のポート番号です。Active DirectoryまたはLDAPのインスタンスに直接接続する必要があります。
LDAP_BIND_DN="CN=COMPANY LDAP-Read,OU=Generic and Shared Accounts,OU=Admin,DC=mydepartment,DC=mycompany,DC=com"
Active Directoryバインドの管理者アカウント。値はサイトによって異なります。匿名バインドが許可されていないサイトでは、ドメイン固有のアカウントである場合があります。
LDAP_SEARCH_BASE="DC= mydepartment,DC= mycompany,DC=com"
ユーザをユーザ名で検索する基本ドメイン。
LDAP_BIND_CRED="abcd1234efgh"
管理者アカウントのパスワード。
LDAP_SEARCH_FILTER=(samAccountName={{username}})(memberOF=CN=JMP Live User Group,OU=Groups,DC=mydepartment,DC=mycompany,DC=com))
ユーザの検索に使用するフィルタ。{{}}の中のユーザ名は、入力されたユーザ名として補間されます。あるユーザがグループに属しているかどうかを調べるには、memberOFオプションを使用します。
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4.
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.envファイルを保存します。
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5.
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JMP WebコンポーネントをWindowsサービスとしてインストールした場合は、環境ファイルの変更を完了した後、タスクマネージャーでサービスを再開します。
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JMP LiveのSSL証明書の検証
SSL証明書は、JMP Liveのインストールが完了した後に検証できます。以下に、インストールのデフォルトを使用した例を示します。
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1.
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Windowsのスタートメニューに移動し、Node.jsのコマンドプロンプトを開きます。
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2.
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次の場所(デフォルト)にあるJMPLiveフォルダに移動します: C:\Program Files\SAS\JMP Live\JMPLive\
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3.
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次のコマンドを入力します。
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npm run check-ssl
例
C:\Users\userid>cd C:\Program Files\SAS\JMP Live\JMPLive
C:\Program Files\SAS\JMP Live\JMPLive>npm run check-ssl
> jmplive@17.0.0 check-ssl
> node ./config/checkSSL.js
The certificate was read correctly.
The private key was read correctly.
The certificate authority was read correctly.
Certificate start date: 03/02/2022
Certificate expiration date: 17/03/2023
The public certificate and private key match correctly.
The certificate was issued by the provided certificate authority.
C:\Program Files\SAS\JMP Live\JMPLive>
KeycloakのSSL証明書の更新
Keycloakサーバーのコマンドラインインターフェース(CLI)を使用すると、次のようなことができます。
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SSL証明書を更新する
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•
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新しい証明書ファイルを検証する
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•
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データベース接続のオプションを変更する
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•
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データベース接続の情報を表示する
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•
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データベース接続をテストする
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CLIは、デフォルトではC:\Program Files\SAS\Keycloak\keycloak\keycloak-cli.batとしてインストールされています。
CLIを開いた後、helpコマンドを実行するとCLIの使い方に関するヘルプが表示されます。
Keycloakを手動で接続してJMP Liveを開始
JMP Pro、JMP Liveデータベース、JMP Live、Keycloak、JMP Liveをインストールした後、JMP LiveとKeycloakには自動的に接続されますが、インストールが完了してもJMP Liveにログインできない場合は、手動でKeycloakに接続してJMP Liveを開始する必要があります。
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1.
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JMP LiveデータベースをKeycloakデータベースとして使用している場合は、JMP Liveを一回実行します。
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これにより、Keycloakを操作するためのスキーマとテーブルがJMP Liveデータベースに書き込まれます。
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2.
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JMP LiveがWindowsサービスとして実行されている場合は、それを停止します。
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a.
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Windowsの検索ボックスに「タスク マネージャー」とタイプします。または、Ctrl+Alt+Deleteキーを押し、[タスク マネージャー]を選択します。
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b.
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[サービス]タブをクリックします。
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ヒント: [サービス]タブが表示されていない場合は、[詳細]をクリックしてみてください。
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c.
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webjmpsvc.exeとjmppoolsvc.exeを右クリックし、[停止]をクリックします。
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3.
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Windowsの検索ボックスに「コマンドプロンプト」とタイプします。コマンドプロンプトを管理者として実行してください([コマンドプロンプト]を右クリックし、[管理者として実行]を選択)。
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4.
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JMPLiveコンポーネントインストールディレクトリに移動します。「cd C:\Program Files\SAS\JMP Live\JMPLive」と入力してください(JMP Liveがデフォルトのディレクトリにある場合)。
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5.
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メモ帳を使って.envファイルを編集するため、「start Notepad .env」と入力します。
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6.
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.envファイル内で、次の行のパラメータを確認します。
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AUTH_SCHEME=keycloak
メモ: その他の選択肢には、ldapやlocalがあります。ldapは、旧バージョンでLDAPまたはMicrosoft Active Directoryに接続するための選択肢です(JMP 15.0以上を使用している場合を除き、選択しないでください)。localでは、IDプロバイダーに接続しないでスタンドアローン型の認証を実行できます。
KEYCLOAK_SERVER_URL=https://mykeycloakserver.mydomain.com:8443
ここで、mykeycloakserver.mydomain.com:8443はKeycloakサーバーのURLとHTTPSアクセスが可能なポートを示します。
KEYCLOAK_ADMIN=keycloakadmin
keycloakadminは、KeycloakのJMP Live realmの管理者名です。
KEYCLOAK_ADMIN_CREDENTIALS=Password1
Password1は、KeycloakのJMP Live realmの管理者パスワードです。
JMPLIVE_BASEURL=https://myjmpliveinstance.mydomain.com:3501
myjmpliveinstance.mydomain.com:3501は、JMP LiveサーバーのDNS名または別名とHTTPSアクセスに使用しているポートです。
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7.
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.envファイルの変更を保存します。[ファイル]>[上書き保存]をクリックします。
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8.
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JMP Liveコンポーネントを開始します。
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–
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JMP LiveをWindowsサービスとしてインストールした場合は、タスクマネージャーを開き、[サービス]タブ(ステップ2を参照)で各JMP Liveサービスを開始します。webjmpsvc.exeとjmppoolsvc.exeを右クリックし、[開始]をクリックします。
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–
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JMP LiveをWindowsサービスとしてインストールしていない場合は、Windowsサービスとしてインストールされていないコンポーネントの手順を実行します。
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JMP LiveとKeycloakが接続されます。
Windowsサービスとしてインストールされていないコンポーネント
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1.
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JMP Liveがインストールされているディレクトリに移動します。デフォルトの場所は、C:\Program Files\SAS\JMP Liveです。
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2.
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launch.cmdファイルをダブルクリックします。このコンピュータにインストールされているすべてのコンポーネントが開始されます。
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3.
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インストールが複数のコンピュータに分散している場合は、ステップ2をそれぞれのコンピュータで繰り返します。
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各コンポーネントのコマンドプロンプトが表示され、コンポーネントの動作ステータスが確認できます。
ヒント: コンポーネントを停止するには、Ctrl+Breakキー、またはCtrl+Cキーを押します。
JMP Liveへの発行を有効または無効にする
JMP Liveは、会社がJMPコンテンツを非公開で共有するために購入し、ホストするWebサイトです。JMP Publicは、JMP Liveのパブリックインスタンスで、誰もがJMPコンテンツの共有に利用できます。
発行の設定は、jmpStartAdmin.jslファイルを作成して管理できます。
JMP Liveへの発行を有効または無効にする
管理者は、特定のURLに対してJMP Liveへの発行を有効または無効にすることができます。ユーザのコンピュータ上のjmpStartAdmin.jslファイルにURLを設定できます。
Enable JMP Live URL()は、ユーザが発行先として使用できるURLを指定します。たとえば:
Enable JMP Live URL( "https://public.jmp.com" ) // JMP PublicのURLに発行できるようにする
Disable JMP Live URL()は、ユーザが発行先として使用できないURLを指定します。たとえば:
Disable JMP Live URL( "https://public.jmp.com" ) // JMP PublicのURLに発行できないようにする
メモ: あるURLを両方のリストに含めた場合、そのURLには発行できなくなります。
URLを指定する際、アスタリスクをワイルドカードとして使用できます。
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•
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*(任意のURL)
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*.jmp.com(jmp.comで終わるURL)
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•
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http://public.*(http://publicで始まるURL)
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•
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*public*(publicを含むURL)
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JMPライセンスの更新
JMP Liveでは、JMPセッションがバックグラウンドで実行され、分析の再計算を行います。これらのJMPセッションが機能するためには、有効なJMPライセンスが必要です。
セキュリティ上の理由から、出荷時のJMP Liveには有効期限の切れたライセンスが付属しています。このライセンスを必ず90日以内に更新してください。
JMPライセンスの有効期限が切れている場合
JMP Liveに管理者としてサインインすると、「JMP Poolのステータス」ページの上部に「JMPアプリケーションがライセンスのエラーを報告しています」というメッセージが表示されます。また、レポートの結果も再計算されません。
有効期限が切れたJMPライセンスの更新方法
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1.
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新しいライセンスファイルを見つけます。ライセンスファイルは、テキストファイルです。JMP Liveが正常に動作していて、JMPライセンスの有効期限が切れた場合に、メールで送信されます。このファイルの1行目は、[_SID_]となっています。
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ライセンスファイルは、SAS Software Depot\sid_filesフォルダに入っている場合もあります。ただし、JMP Liveを新たにインストールしたときに、もともとインストーラに含まれていたこのファイルの有効期限は切れています。
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2.
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C:\Program Files\SAS\JMPPRO\17 に移動し、JMPExtractPER64.exeファイルを見つけます。
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3.
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コンピュータに一時フォルダを作成します。以下のファイルをコピーし、フォルダに貼り付けます。
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JMPExtractPER64.exe
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–
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新しいライセンスファイル
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4.
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Windowsの検索ボックスに「コマンドプロンプト」とタイプします。コマンドプロンプトを管理者として実行してください([コマンドプロンプト]を右クリックし、[管理者として実行]を選択)。
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図1.48 Windowsのコマンドプロンプトを管理者として実行

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5.
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JMPExtractPER64.exeファイルのコピーと新しいライセンスファイルを入れた一時フォルダに移動します。
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6.
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次のコマンドを実行します。MyLicenseTextFileName_x64.txtの部分は実際の新しいライセンスファイルの名前に置き換えてください。
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JMPExtractPER64.exe .\MyLicenseTextFileName_x64.txt .\jmp.per
同じディレクトリ(作成した一時フォルダ)にjmp.perファイルが作成されます。
あるいは、以下のようなコマンドで既存のjmp.perファイルを直接置き換えることもできます。
JMPExtractPER64.exe .\MyLicenseTextFileName_x64.txt "C:\Program Files\SAS\JMPPRO\17\jmp.per"
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7.
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jmp.perファイルをコピーし、JMPのインストールファイルが入っているディレクトリに貼り付けます。デフォルトでは、C:\Program Files\SAS\JMPPRO\<バージョン>です。
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8.
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JMP Liveを再起動します。詳細については、ステップ8を参照してください。
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コードモジュールの更新
JMP Liveの大部分は、JavaScriptを使って開発されています。Node.jsは、Webサーバーにおけるコーディングのためのエコシステムや、JMP Liveの実行に必要なインフラストラクチャの多くを提供しています。このエコシステムには、個別に開発された多数のソフトウェアが含まれ、特定の機能を実現しています。これらのモジュールは、随時、セキュリティ修正プログラムを使って更新する必要があり、この更新作業を定期的な自動プロセスの一部にすることも可能です。JMPは、JMP Liveの新しいリリースの配布時に毎回コードモジュールを更新していますが、次のリリースを待たずにモジュールを更新し、セキュリティの問題を修正することもできます。
コードモジュールを更新するためには、Windowsのコマンドプロンプトからパッケージ管理ツールのnpmを実行する必要があります。これを手動で行う手順は、次のとおりです。
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1.
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Windowsのスタートメニューに移動し、Node.jsを探します。
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2.
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Node.js のコマンドプロンプトを管理者として開始します。
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3.
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npmでセキュリティパッケージを使ってパッケージを更新するには、JMP LiveディレクトリとJMPPoolディレクトリで次のようなコマンドを実行します。
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npm audit fix
次のようなコマンドで、上記の操作で適用される修正プログラムに接頭辞を付けることもできます。
npm audit fix --dry-run
JSON形式の出力が必要な場合は、--dry-runコマンドラインに--jsonを追加します。
Windowsサービスのアンインストール
JMP LiveはインストールしたままでWindowsサービスを削除したい場合は、メインのアプリケーションディレクトリにあるuninstall_services.cmdファイルを実行します。Windowsサービスをもう一度インストールする場合は、同様にinstall_services.cmdファイルを実行します。これらのファイルは、インストールの際にWindowsサービスとしてインストールするオプションを選択した場合のみ、作成されています。
JMP Liveデータベースの維持
JMP Liveデータベースを維持する管理者は、PostgreSQLデータベースが持つ次のような事柄に精通していなければなりません。
バックアップと復元
JMP Liveの管理者には、PostgreSQLでのバックアップ機能や復元機能をよく理解し、バックアップと復元の手順を計画しておくことを強くお勧めします。
詳細については、 https://www.postgresql.org/docs/13/backup.htmlを参照してください。
データベースを維持するための標準的な作業
JMP Liveの管理者には、PostgreSQLのデータベース維持機能をよく理解し、標準的な手順を計画しておくことを強くお勧めします。
詳細については、 https://www.postgresql.org/docs/13/maintenance.htmlを参照してください。
注意: 使用しているJMP Liveのバージョンが15.2以前である場合は、vacuumlo.exeを実行しないでください。この操作はバージョン15.2以前では安全ではありません。
JMP Liveデータベース接続プール
JMP Liveデータベースは、無限数の接続を受け入れられるわけではないため、無限数のリクエストに同時に応えることはできません。データベース自体に、postgresql.confファイル内のmax_connectionsの値で定義した制限が課されています。JMP Liveインストーラを使ってPostgreSQLデータベースをインストールした場合、この値はデフォルトで500に設定されています。この値は、データベース接続の合計数の上限と考えてください。上限の値や、接続数をどこでどれだけ消費するかは、自分で決めることができます。
上限の変更
上限は、postgresql.confファイル内のmax_connectionsの値で定義されています。上限を変更するには、max_connectionsの値を変更し、PostgreSQLサービスを再起動します。接続は自由に増やせるわけではありません。接続を増やせば、メモリの使用量も増えます。PostgreSQLのマニュアルや信頼の置けるソースを参考にして値を決めるようにしてください。
接続数上限の分配の変更
接続数の分配は、次の2つの値を通じて制御できます。
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C:\Program Files\SAS\JMP Live.envにあるDB_MAX_CONN_JMP_LIVEの値。
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この値は、JMP Liveの1つのインスタンスが並行して保持しようとするデータベース接続の最大数を示します。
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JMP Liveこの値を変更する際のヒントについては、C:\Program Files\SAS\JMP Live\JMPLive\.env.exampleを参照してください。
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トラフィックの大部分が投稿を読むことやコメントすることによって生じると予想される場合は、JMP Liveに割り当てる分を増やします。
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C:\Program Files\SAS\JMP Live.envにあるDB_MAX_CONN_JMP_POOLの値。
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この値は、JMP Poolの1つのインスタンスが並行して保持しようとするデータベース接続の最大数を示します。
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この値を変更する際のヒントについては、C:\Program Files\SAS\JMP Live\JMPPool\.env.exampleを参照してください。
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トラフィックの大部分がレポートの再発行やレポートの操作(たとえば、列スイッチャーやローカルデータフィルタの使用)によって生じると予想される場合は、JMP Poolに割り当てる分を増やします。
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JMP Liveクラスター
インストール後、npm startコマンドを使ってJMP Liveを開始した場合は、JMP Liveサーバーコードのインスタンスが1つだけ開始されます。しかし、npm run clusterコマンドを使ってJMP Liveを開始した場合、JMP Liveサーバーコードの複数のインスタンスが開始されます。クラスターモードを使用すると、1つのインスタンスがビジーでもクライアントは別のインスタンスから応答を得ることができます。通常は、クラスターモードを使用します。クラスターに含まれるJMP Liveサーバーのインスタンスの数は、サーバー上にあるコアの数とほぼ同じです。
接続数上限の例
この例では、接続の合計数を500、JMP Liveクラスター内のJMP Liveサーバーの数を4、JMP Poolの数を2とします。DB_MAX_CONN_JMP_LIVEの値は100、DB_MAX_CONN_JMP_POOLの値は50です。
図1.49 接続数上限の例

テクノロジーに関する通知
JMP Liveソフトウェアに付属する無料のオープンソースソフトウェアについては、お客様のJMP Liveページの[ヘルプ]>[通知]セクション、または次のリンクでご確認ください: https://support.sas.com/en/documentation/third-party-software-reference/licenses.html
アイコンを使って公開であることが示され、どのユーザでも見ることができました。
アイコンを使ってプライベートであることが示され、そのユーザしか見ることができませんでした。
アイコンを使って示され、それらのグループしか見ることができませんでした。