逆確率重みに対する閾値[逆確率重みに対する閾値]を指定すると、計算された逆確率重みのうち、この閾値を超えたものを、この閾値に置き換えます。閾値を設定することで、重みが極端に大きな値にならないようにして、推定のばらつきが大きくなることを避けられます。
「処置変数のモデル」で指定したモデルに基づいて確率を計算すると、処置を受けた個体に関して処置を受ける確率が極端に低くなったり、逆に、処置を受けなかった個体に関して処置を受けない確率が極端に低くなったりすることがあります。そのような場合は、逆確率重みが極端に大きくなります。逆確率重みが極端に大きい個体が存在すると、その数が比較的少数であっても、因果効果の推定量がもつばらつきが大きくなります。
注意: 逆確率重みに対して閾値を設定すると、モデルが正しい場合には、因果効果の推定量に偏り(バイアス)が生じる可能性があります。