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決定的スクリーニング計画(第 “決定的スクリーニング計画”)を、従来のスクリーニング計画と比べてみましょう。この例では、2つの計画を交絡の観点から比較します。
2.
「応答名」の欄の「Y」をダブルクリックして、「収率」とタイプします。
3.
4.
「Design Experiment」フォルダにある「Extraction Factors.jmp」サンプルデータを開きます。
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[続行]をクリックします。
7.
[続行]をクリックします。
図7.6 6つの連続変数に対するスクリーニング計画の一覧
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6つの連続変数に対するスクリーニング計画の一覧のように、実験回数16、ブロック因子なしの一部実施要因計画を選択します。
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[続行]をクリックします。
10.
図7.7 一部実施要因計画の「効果の交絡関係」
実験数16の一部実施要因計画の「効果の交絡関係」アウトラインは、すべての2因子間交互作用が、少なくとも1つの別の2因子間交互作用と交絡していることを示しています。この一部実施要因計画では、「メタノール*pH」が、「エタノール*時間」と完全交絡しています。このため、ある2因子間交互作用の影響を確認するには、実験を追加する必要があります。なお、「エタノール*時間」の交互作用は、因子を別の順序で指定すると、今回の例とは別の2因子間交互作用と交絡するようになります。
第 “決定的スクリーニング計画”では、実験数17の決定的スクリーニング計画を作成しました。この決定的スクリーニング計画の「相関のカラーマップ」(抽出計画の相関のカラーマップ)を見ると、2因子間交互作用が他の2因子間交互作用と完全には交絡していません。一方、一部実施要因計画では、2因子間交互作用の完全交絡が7つあります。いくつかの2因子間交互作用の効果が存在すると考えられる場面では、決定的スクリーニング計画を使用したほうがよいでしょう。