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公開日: 11/25/2021

多重対応分析

カテゴリカルな変数の水準間にある関係の特定

多重対応分析(Multiple Correspondence Analysis; MCA)は、複数のカテゴリカルな変数を分析対象とし、それらのカテゴリカルな変数の水準間にある関係を調べます。対応分析が2変数を分析するのに対し、多重対応分析は3変数以上を扱えます。多重対応分析は、「カテゴリカルな変数に対する主成分分析」と喩えることができます。他の多変量分析と同様に、次元を減らす手法であり、カテゴリカルな多変量データを2次元や3次元の空間で表します。

多重対応分析は、社会科学分野で広く利用されています。多重対応分析は、質問紙調査では、複数の質問における関係を調べるのに役立つでしょう。消費者調査では、潜在的な市場を探し出すのに使えるでしょう。

多重対応分析の詳細については、LeRoux and Rouanet(2010)を参照してください。

図7.1 多重対応分析 

Multiple Correspondence Analysis

目次

多重対応分析の例

「多重対応分析」プラットフォームの起動

「多重対応分析」レポート

「多重対応分析」プラットフォームのオプション

「対応分析」のオプション
プロットの表示
詳細の表示
調整済み慣性の表示
座標の表示
要約統計量の表示
慣性への偏寄与率の表示
余弦2乗の表示
CochranのQ検定
クロス表

「多重対応分析」プラットフォームの別例

追加変数を使用した例
追加IDを使用した例
CochranのQ検定の例

「多重対応分析」プラットフォームの統計的詳細

「詳細」レポート
調整済み慣性
要約統計量
慣性への偏寄与率
CochranのQの統計量
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