JMP Background

JMP®のダッシュボードビルディング

ダッシュボードを使うことにより、科学者やエンジニアが十分な情報に基づく意思決定を行ったり、分析結果を他者に伝えるための重要な情報を素早く見ることができます。

JMPのダッシュボードは、単に情報を可視化するだけにとどまりません。データアクセス、データクリーンアップ、モデル構築、データの可視化や整理、共有など、ダッシュボードビルディングのワークフロー全体を効率的に行うことを可能にしています。JMPアドインを使うことにより、クエリーやダッシュボード、可視化した内容を簡単に共有できます。また、JMPを所有しないユーザーと分析を共有する必要がある場合、インタラクティブHTMLにはダッシュボード内のインタラクティブ性を高める選択データフィルタがあります。

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データアクセス

構造化されたSASデータベースやODBCを使ったデータベースアクセスによりデータに直接アクセスすると、複数のテーブルの結合やフィルタ、テーブルプレビューでクエリーを素早く作成できるため、本当に必要なサブセットのみを掘り下げることができます。 後から繰り返し使うためにクエリーを直接保存したり、読み込んだデータテーブルから更新したり、共有したりすることができます。 要約データで列を自動的に新規作成し、クエリー後のスクリプトを実行して有用なグラフを作成することができるため、未加工データから素早く重要な情報を確認することが可能です。

ODBCドライバから直接データへのアクセス権がなくても、JMPを使うことによりデータにアクセスできます。JMPでは柔軟な読み込みウィザードを使って、さまざまな種類のフラットファイルやExcelファイル、その他の形式のファイルを簡単に読み込むことができます。JMPでは、クエリービルダーから、クエリーの作成、フィルタリング、要約作成、並び替えなど、多彩なツールを利用できます。クエリーを作成したらこれをスクリプトとして保存し、自動的に再実行することもできます。最新のデータを引き出し、結合し直すだけで次の作業に移ることができます。 

JMPは、JSL HTTPリクエスト機能を使用してWebソースからデータを取得することもできます。これにより、REST APIを使用して外部Webサーバーと通信するカスタムスクリプトを作成できます。HTTPリクエストとJSON解析関数を使用することで、Webからデータを取得してJMPテーブルに配置するプロセスを自動化できます。

データ整理と前処理

JMPは分析のためにデータにアクセスしたり、それを加工したりする際の不要な手順をなくすことができるので、データを抽出し、準備して分析をするために他のツールを使う必要もありません。1つのインターフェイスから、データにアクセスしたり、テーブルを結合したり、サンプリングを行ったり、変数を変換して新しい変数を作成したり、欠測値を調べたりといったデータの扱うための最善の方法が行えます。もちろん、必要に応じてデータを再コード化したり、整理し直すことも簡単です。JMPは必要なすべての機能を備えています。  

データベースはデータを効率的に保管できるよう通常構造化されており、すぐに分析できる状態にはありません。 データの速度や容量から、できるだけ効率的にデータベースにデータを保管するのは理にかなっています。 しかし、幅広い質問に答えたり、データをクリーンアップしたり、興味深いパターンやトレンドを特定したりするには、データに対してもっとすべきことがあります。 1回のクリックで計算式の列を作成するには、共通の変換や要約ができるショートカットで新しい計算式の列を作成するのが最も簡単な方法でしょう。 このショートカットメニューでは、「グループ別」の機能を使うことができ、カテゴリー列(日付など)をグループとして指定し、グループ別に統計量を計算する新しい計算式の列を作成することができます。

データの可視化

データを掘り下げる際には、興味深いパターンや外れ値と考えられるものを特定するために、さまざまなグラフを素早く作成・カスタマイズする必要があります。JMPグラフビルダーでは、幅広いグラフの種類を作成できるパレット、直観的に使えるドラッグ・アンド・ドロップ式インターフェイス、新規データを抽出したときに、作成した任意のグラフを素早く再描画できるスクリプトの保存機能が使えます。グラフビルダーの可視化機能は、複雑なダッシュボードを構築するためのレンガのような働きをします。ダッシュボード上にあっても、ソースを再構築したり、何かを再発行したりせず、またはIT部門を煩わせることなく、データの表示方法(可視化の種類)はいつでも変更できます。

また、個々のグラフやグラフセットを1つ以上の次元で詳細に分析するためにフィルタリングすることもできます。 これにより、時間や場所、その他の変数により結果がどのように変化するかを突き止めることが可能になります。 さらに、興味深いサブセットごとにカスタムテーブルやグラフを作成する必要もありません。 JMPは従来のリストベースフィルタの他、別のグラフを選択用フィルタとして要約グラフを作成することもできます。 フィルタグラフ上でクリックすると、瞬時にサブセットに分けられ、対象のカテゴリーや時間枠でデータが表示されます。

統計モデリング

分析では、データをシグナルとノイズに分けることが必要となります。 JMPには線形/非線形モデリングツールが揃っており、データから有用なモデルを構築するだけではなく、モデルの検証で役立つクロスバリデーション機能が搭載されています。

さらに、JMPには一連のモデリングアルゴリズム、スクリーニング機能、クラスタリングツールも搭載されています。 ダッシュボードで統計モデルを使う場合、オープンソースソフトウェアを使用する必要はありません。

ダッシュボード

ダッシュボードには2つの目的があります: 1) 主な分析結果やソリューションを正確に意思決定者に伝えること。 2) 一貫した方法、分かりやすい画面でデータパターンを可視化すること。JMPを使えばダッシュボードを簡単に構築できます。ダッシュボードを新規作成し、テンプレートを選び、レポートとテーブルをキャンバスにドラッグ・アンド・ドロップしていくだけです。このようにして作成したダッシュボードはスクリプトとして保存できるため、新しいデータを入手する度に実行したり、インタラクティブなHTMLレポートとして保存し、JMPへのアクセス権のある人にもない人にも分析結果を共有したり、複数のダッシュボードを提示するWebレポートとして保存することができます。さらに、アニメーション.gif機能を使用して、ダッシュボードのデータ動画をPowerPointプレゼンテーションに埋め込むこともできます。

他のユーザーと結果を共有する

必要な結果をもたらす詳細なワークフローを構築したら、これを他のJMPユーザーと共有できます。 また、ユーザーは主なデータ操作手順を行ったり、適切なグラフを再現するスクリプトを作成したいだけかもしれません。 スクリプト作成に慣れてきたら、カスタムメニューやアドインを作成し、ワークフローを同僚に伝えることができます。

強力なJMPスクリプト言語(JSL)を使って自分自身または他ユーザーのためにJMP機能をカスタマイズ、パッケージ化、または拡張することができます。JMPでは、よく使う分析作業を自動化したり、JSLを使ってレポートをカスタマイズしたりできます。こうしたJMPの柔軟性が、洗練されたユーザーインターフェイスの作成、SASやR、Pyton、MATLABなど、他の分析ソフトウェアとの連携、JMPアドインの作成を可能にします。JMPアドインにより、他のJMPユーザーとカスタマイズした統計的発見アプリケーションを共有できます。この機能を利用することで、データに基づいた意思決定が必要な組織内に、分析環境を広めることができます。JMP File Exchangeで、アドインの取得や自作アドインの共有をお試しください。

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