JMP Background

JMP®によるデータの可視化と探索的データ分析

JMPでは、データの可視化と探索的データ分析機能(EDA:Exploratory Data Analysis)が密接に連動し、画期的な発見とその結果を共有するためのツールを提供します。強力な統計機能とグラフ機能が動的にリンクするJMPを使用すれば、データの背後にあるストーリーを浮き上がらせ、チームメンバーや意思決定者に的確な発見を伝えることで、タイムリーな行動につながります。

JMPでは、ステップごとにデータが明らかにする事実に導かれながら、分析が展開していきます。新たな疑問が生じても、分析フローから離れたり、コマンドを再実行したりせずに、データを掘り下げていけます。また、JMPではインメモリ・アーキテクチャを採用しているため、データ量が多い場合でも、応答が素早く軽快に利用できます。

JMPは、自由かつ動的に発見を促すようなEDAをサポートしています。EDAには、データから意味のある仮説を導くためにさまざまな種類の可視化を行う過程において、データの品質検証や集約といった重要なステップが含まれます。またEDAは、有益なモデル構築を導くためのデータ解析ツールでもあります。

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データの選択と管理

データの収集と修正は、解析プロセスにとって最も重要な最初のステップであり、多くの場合、最も時間がかかります。探索的データ分析(EDA)は、標本が小規模のデータであっても、あるいはさまざまな領域から収集した膨大なデータであっても、その規模にかかわらず、データ構造を理解するのに役立ちます。JMPは、データ分析の準備段階に必要な、データアクセス、データ加工、フィルタリング、クレンジングといったツールにより、分析ワークフローの最重要課題に対して効率的な処理を行います。JMPの対話的なグラフや豊富なデータ分析機能は、EDAやその他の統計的データ分析において、Excelに代わる優れた機能を発揮します。

互いにリンクされた対話的なグラフィックと分析結果

JMPの可視化の中核は、最高水準の分析機能に支えられた対話的なグラフです。グラフまたはデータテーブルの要素を選択すると、そのテーブルと動的にリンクされているすべてのグラフにその選択が反映されます。1つのデータの選択情報を複数のグラフで確認できることが、JMPの傑出したアーキテクチャのひとつであり、ユーザーはさまざまな方法でデータを探索し分析を進めることができます。

データをどのように見るかは、人によって異なります。EDAはその性質に制約がないため、個々のユーザーは独自のスタイルで分析を展開できます。JMPは分析結果の出力として、最良のビジュアル化手法を広範囲にサポートしているため、できないことはほとんどありません。あらかじめ用意されているツール機能を利用して、グラフをスクロールして探索したり、拡大して詳細を確認したりできます。グラフビルダーを使えば、変数をさまざまなレベルでグループ化した棒グラフ、ヒストグラム、折れ線グラフや等高線図など、多岐にわたるグラフを対話的に作成できます。高次元データでも、そのデータの構造を理解することが可能です。複数のグラフを同時に見ることで新たなひらめきが得られることはよくあり、JMPの動的なリンクやデータフィルタの機能は、データの理解に特に有効です。グラフを使用して他のグラフをフィルタリングすることもできます。

地理マップ

データを地理的に表示するには、地図データとその地図の詳細レベルに対応した地理空間データとの結合が必要です。JMPには、日本の都道府県を始め、世界中の国や行政区分のマップが用意されています。さらに、XY座標を簡単に定義できる無料のJMPアドインを使用すれば、実際の地図情報を入力して地図データを作成でき、それに対応した地理空間データと組み合わせることができます。

JMPでは、ストリートレベルの地図にデータを表示できるため、都市や道路、海や河川などの地理的特徴に関連付けることができます。こうした地理空間データを可視化することで、今までは発見が困難あるいは不可能だった物事の本質を見抜くことが可能となります。また、地理空間データを可視化したグラフは、新たなる知見を共有する際に、強力なコミュニケーションツールになります。

SASサーバーは、OpenStreetMap(OSM)が提供するオープンソースの地図をイメージに変換して提供します。SASサーバーは、背景地図をサポートするJMPのプラットフォームからストリートマップサービスを選んだときに利用できます。

結果の表示

分析の目的は、見栄えのよいグラフや統計レポートを作成するだけではなく、意思決定に役立てることです。予想する結果に影響する入力変数の分布を表示するのであれ、対話的にプロファイルを通してこれらの変数の関係をグラフ表示するのであれ、可視化によって重要な情報を伝えることができます。対話的なグラフとそれを支援する分析結果を統合することで、JMPは、情報に裏付けされた説得力のある結果を提示できます。

次の方法で、JMPで結果を表示します。

  • インタラクティブHTMLのレポートやJMPアドインを作成することにより、テンプレートを含めたり、他者と簡単に共有したりすることができる、直観的なドラッグ&ドロップ式インターフェイスのダッシュボードを構築する。(JMPでのダッシュボードの構築に関する詳細をご覧ください)
  • 分析処理の内容をJMPを持っていない人と共有するために、一連のJMPレポートをWebページレポートとして保存する
  • マウスのクリック操作で、分析結果をPowerPointに書き出す
  • 印刷に適したベクターイメージや、メール送受信可能な携帯端末などのブラウザー付きのデバイスで表示できるインタラクティブHTMLのレポートで個々のグラフやテーブルを保存する

JMP Graph Builder for iPad® は、JMPデータテーブルをiPad上で表示・探索するのに最適です。JMPと同じグラフビルダーエンジンを使って、どこからでもグラフを作成、編集、表示できます。データフィルタを使用すれば、グラフを作成するデータの特定部分に焦点を当てることができます。

ExcelとJMPの連携

ExcelデータをJMPで活用するには、さまざまな方法があります。

既存のデータを、JMPデータテーブルの形式に変換できるExcel読み込みウィザードを使って、JMPからExcelのワークブックを直接開くことができます。また、スプレッドシートのデータをJMPで読み込み、Excelでのより高度なWhat-if分析を可能にし、目標に応じて潜在的な結果を予測するモンテカルロシミュレーションを実行するExcel用JMPアドインもあります。さらに、JMPのデータテーブルをExcelファイルで保存したり、複数のJMPデータテーブルをまとめて1つのExcelワークブックにすることもできます。

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