JMP gradation

JMP® 14およびJMP® Pro 14の新機能

JMP 14は、科学者、エンジニアやデータアナリストが、データに隠されている情報を見つけ出すための、優れた可視化の機能や対話的に操作できる環境を提供します。JMP 14には、豊富なデータソースにアクセスする方法や、データクリーニングのプロセスを合理化するためのツールが追加されました。また、JMP Pro 14には、データ形式にかかわらず、より高いレベルの分析を行うためのモデリングツールが追加されました。
このページでは、JMP 14とJMP Pro 14に追加された主な新機能を紹介しています。
多くは、ユーザーの皆様からのご要望に応えて搭載されたものです。

JMP 14の入手方法

New in JMP 14 and JMP Pro 14

プロジェクト

新しい「プロジェクト」は、ファイルの整理や、JMPの分析ウィンドウやデータテーブル、スクリプト、レポートなどをタブのインターフェースで管理するのに役立ちます。

一度にひとつのドキュメントを表示するインターフェースで、重要なファイルをブックマークしたり、ウィンドウリストにより、開いているデータテーブルやスクリプトなどのウィンドウを簡単に手前に表示させることができます。データクエリや、分析、レポートの作成を繰り返し実行する場合は、プロジェクトが便利です。一連の作業の共有、保存や共同作業が効率よく行えるようになります。
「プロジェクト」では、以下の操作を行うことができます。

  • プロジェクトに含めるファイルの選択
  • JMPの中からJMP以外のドキュメント(PPT、DOC、PDFなどサポートされているものに限る)を適切なアプリケーションで起動
  • 分析結果の共有とアーカイブ

複数ファイルの読み込み

分析にあたって多数のファイルを読み込まなければならないケースは少なくありません。JMP 14より前のバージョンでは、そのためにJSLによるスクリプトを記述する必要がありました。しかし、JMP 14では、「複数ファイルの読み込み」機能により、マウス操作で一度に数百や数千に及ぶファイルでも、ひとつのJMPデータテーブルに迅速かつ正確に読み込めるようになりました。

読み込みオプションを指定し、さまざまな条件(ファイルサイズ、更新日時、ファイル名、ファイルタイプなど)によりファイルをフィルタリングできます。また、テキスト文書のドキュメントを1行に読み込むことも可能です。この機能は、読み込んだファイルをテキストエクスプローラで分析する場合に役立ちます。

「複数ファイルの読み込み」機能は、マウス操作で対話的に実行するほか、後で再利用するためにスクリプトとして保存しておくこともできます。

グラフビルダーの拡張

グラフビルダーは、データに隠されたストーリーの発見や共有のためのグラフ作成ツールです。JMP 14のグラフビルダーには、データの探索プロセスや、出版物などでグラフを使用するための準備に役立つ機能が追加されました。新機能の中には、ツリーマップとパレート図の要素を組み合わせた「詰め込み」棒グラフや、グラフをより細かくカスタマイズできるオプションも含まれています。また、この他にも次のような多くの拡張点があります。

  • 誤差バーの範囲を決める変数を指定できる「カスタム区間」
  • 凡例からのマーカーサイズの指定
  • 点をずらす手法を選択するオプション
  • 等高線の滑らかさの指定のサポート、グラフのクリッピング機能
  • ブートストラップにより求めた平滑線の信頼区間表示
  • グラフビルダー内での基本的な統計分析のサポート拡張

HTTP Request()機能

ODBCドライバを使用してデータベースへ直接アクセスすれば、クエリービルダーでデータへのクエリー発行、結合、フィルタリングは容易です。しかし、Web APIを通じて利用可能な多数のデータソースの1つを使用して分析を実行する場合はどうでしょうか。

JMP 14のJSLには、HTTP Request()機能が追加されました。この機能により、APIを使用して外部Webサーバー(Salesforce、Google Analytics、Twitterなど)と通信するための独自のスクリプトを作成できます。HTTP RequestとJSLのJSON解析機能を合わせて使用することで、Webデータを簡単にJMPテーブルとして取り込むプロセスを自動化できます。

データテーブルの拡張

すべてのJMPユーザーはデータテーブルを使用します。JMP 14のデータテーブルは、機能が拡張され、さらに使いやすくなりました。

「式」タイプの列の画像をマーカーとして使用できるようになりました。また、Webページ、ファイル、JSLスクリプトのハイパーリンクを保存し、クリックで移動できます。さらに、仮想結合の改善により、わずか数回のクリックでリンクを設定できるようになりました。新しい列ユーティリティにより、値ラベルから数値コード、数値コードから値ラベルへの変換が可能になりました。

データテーブルをさらに活用するための新機能を、以下にご紹介します。

  • テキストをJMPデータテーブルのセルに貼り付ける機能の改善
  • テーブルスクリプトのグループ化
  • 自然順のソートを使用した新しい自動ソートアルゴリズム(例:Lot1, Lot2, … Lot10, Lot11)
  • 列の選択を逆転するオプション
  • 行メニューに追加された[重複している行の選択]

データの再編成

カテゴリカルデータの値の一貫性と正確性の確保は、データのクリーニングにおいて、常に最も時間がかかる大変な作業のひとつでした。再コード化は、データのクリーニングを効率よく行うためのツールです。JMP 14では、再コード化に新しいオプションや自動化のルーチンが追加され、より短時間で分析の前処理を行うことができます。

フィルタリング機能の改善とテキスト分割のオプション、多重応答の列や値ラベルのサポート、JMP Proの計算式デポとの統合により、データのクリーニングの信頼性は飛躍的に向上しました。

その他、JMP 14の再コード化の拡張機能には、以下のようなものがあります。

  • RegEx(正規表現)のサポート
  • 再コード化結果列からの読み込み
  • 再コード化のウィンドウ内で値ラベルを作成、値を値ラベルで置換
  • データのクリーニングをJMPの外でも可能とする、再コード化の計算式を計算式デポに発行するオプション
  • 多重応答の列のサポート
  • 新しい値にグループ化する機能

Pythonへのインターフェース

JMP 14では、SAS、MATLABやRに加えて、Pythonへも接続できるようになりました。
Pythonインターフェースを使用することで、JMPユーザーは社内のPythonエキスパートの力を借りたり、既存のライブラリを利用することができます。同じマシン上にインストールされたPythonへの接続、Pythonへのデータ送信、JSLスクリプトからのPythonコードの実行、Pythonプログラムの結果とデータの受け取りが可能になります。

実験計画(DOE)の追加機能

JMPの実験計画は画期的であり、現実のさまざまな状況に合わせた実験を計画できます。JMP 14では、実験計画のプラットフォームに次のような数多くの改善点が含まれています。

  • 「カスタム計画」にA最適計画が追加されました。これは最適計画で特定の効果に重点を置く必要がある場合に便利です。
  • 不完備釣合い型ブロック計画(BIBD)を作成できるようになりました。
  • 加速寿命試験計画(ALT)において、事前分布を指定する方法が改善されました。
  • 「計画の比較」において、スクリプトでは最大10個の計画を、GUIでは最大5個の計画を比較できるようになりました。
  • 「決定的スクリーニングのあてはめ」において、2乗項や交互作用項に対して弱い親子関係でも変数選択できるようになりました。
  • 「MaxDiff計画」において生起行列が表示されるようになりました。「生起行列」とは、各ペアについて一緒の組になっている度数を行列形式で示したものです。
  • 「Space-Filling計画(空間補填計画)」において、カテゴリカルな因子がある場合の処理が改良されました。

単純Bayesモデル(JMP Pro)

JMP Pro 14では、JMP Pro 13で導入された単純Bayesモデル(ナイーブベイズモデル)の機能に改良が加えられています。単純Bayesモデルは、カテゴリカルな応答を分類するためのモデルで、大規模なデータセットも処理できます。単純Bayesモデルでは、Yが与えられたXの条件付き確率から、Bayesの定理を用いてXが与えられたときのYの条件付き確率を求めます。JMP Pro 14では、単純Bayesモデルは独立したプラットフォームとして提供され、予測モデルを行う他のプラットフォームと同様、プロファイル機能や診断プロットなどが利用できようになりました。

K近傍法(JMP Pro)

JMP Pro 14では、単純Bayesプラットフォームと同様に、K近傍法(K-NN)機能が拡張されました。JMP Pro 14のK近傍法は、プロファイル機能、近傍点の個数(K)を対話的に選択できる機能、診断プロットなど、他の予測モデルプラットフォームでも利用されている機能を備えた独立したプラットフォームとなりました。

テキストエクスプローラの拡張

「テキストエクスプローラ」は、JMP 13で追加された機能であり、マウス操作で非構造化テキストデータを探索できます。JMP 14では、テキストエクスプローラに、テキストをより深く掘り下げるために役立つ、以下のような機能が追加されました。

  • 中国語および日本語の辞書をサポート
  • 語句や句をフィルタリングして一部のみを表示するオプション
  • ワードクラウドをトピックごとに作成
  • 判別分析のサポート(JMP Pro)
  • 起動ダイアログにおいて、検証データを示す列を指定可能(「テキストエクスプローラ」の結果をもとに予測モデリングを行う際に有用)(JMP Pro)

品質管理の改善

JMP 14には品質管理のためのさまざまな新しいツールが用意されています。JMP 14が採用した累積和管理図は片側のものであり、古典的な管理図と同様の見栄えになっています。

また、「工程のスクリーニング」において、ドリフトの検出、ゴールプロット、3種の管理図(three-way-control chart)に基づく計算がサポートされました。

「工程能力」には、いくつかの確率分布と、ばらつきの指標が加わりました。さらに仕様限界を設定・管理するための新しいプラットフォームが追加されました。

多重因子分析

多重因子分析(MFA)は特に官能検査データを分析するのに役立ちます。類似の製品を見つけ出したり、消費者や熟練ではない検査者からなるパネルで外れ値を探し出したりするのに役立ちます。多重因子分析では、熟練ではない検査者のパネルでも、PCAのような分析を行うことができます。多重因子分析が多く使用されるのは、多くの異なる製品をテストする事前評価研究や、標準的な官能検査に関する訓練を受けていない多くの消費者が評価を行う後期の消費者パネル調査などです。

関数データエクスプローラ(JMP Pro)

研究者やエンジニアは、デバイスのセンサーやバッチのプロセスから収集したデータを取り扱うことが多くなっています。何百、何千ものデバイスやバッチからデータが生成され、統計的に分析するのが難しくなっています。

どのような業界であっても、これらのデータに対しては共通の問題があります。乱雑なデータをクリーニングしたり、外れ値を除去したり、どのような関数でデータが特徴づけられるかを探し出したり、それらの関数の形状が最終的な目標(生産量、不良率、製品品質など)にどのように関係しているかを調べたりする必要があります。

関数データエクスプローラを使用すると、この関数データを活用して、データのクリーニング、変数変換、可視化、および特徴抽出を簡単に実行できます。また、分析した結果をもとに、予測に使用するモデルを容易に作成できます。

一般化回帰モデルの改善(JMP Pro)

「一般化回帰」とは、さまざまな種類の回帰モデルを扱うことができるJMP Proの機能です。一般化回帰を使用すると、DOEデータ、観測したデータ、カテゴリカル応答のあるデータ、乱雑なデータ、文書単語行列を使用したテキストデータの回帰分析、相関の高いデータなど、さまざまな種類のデータのモデルを構築できます。
 
一般化回帰は、モデルのあてはめ、変数選択、多重共線性の処理、診断レポートの調査を一箇所で取り扱うことができるツールです。JMP Pro 14では、一般化回帰に次のような重要な機能が追加されました。
 
  • 応答変数に対する分布として、ガンマ分布や指数分布などの新しい確率分布を追加
  • 多項ロジスティックモデル(3水準以上の名義尺度の応答に対するロジスティックモデル)をサポート
  • 変数選択の方法の追加:総あたり法、変数減少法、減少付きの変数増加法、超過飽和計画などの n < p であるデータに利用されることがあるDanzig選択器
  • 解をリセットするボタンの追加や、VIF、自由度調整済み決定係数、RMSE、分位点プロット(QQプロット)、F検定などの出力のサポート
  • データが大きい場合や変数が多いときに処理速度が速くなるよう改良
  • カスタム検定のサポート、また2段階増加法における検証のサポート

 

JMP®14およびJMP®Pro 14の新機能の概要


データの読み込み、データテーブル、クリーニング、データの可視化など
  • 新しい「プロジェクト」では、ファイルの整理や、JMPの分析ウィンドウなどをタブのインターフェースで管理するのに役立ちます。プロジェクトでは、一度にひとつのドキュメントを表示する、プロジェクトに含めるファイルを選択する、ワークスペースの構成を変更する、分析結果の共有やアーカイブを行う、JMPの中からJMP以外の形式のファイル(PPT、DOC、PDFなどサポートされているものに限る)を適切なアプリケーションで開く、といったことができます。 
  • 「複数ファイルの読み込み」の機能により、一度に複数のファイルを読み込み、1つのJMPデータテーブルにすることができます。ファイルサイズ、更新日時、ファイル名、ファイルタイプによりファイルをフィルタリングできます。また、テキスト文書のファイルを1行に読み込むことも可能です。この機能は、読み込んだ文書をテキストエクスプローラで分析する場合に役立ちます。その他、テキストファイルを読み込むためのオプションも指定できます。
  • 仮想結合の改良により、わずか数回のクリックでリンクを設定できるようになりました。 
  • グラフビルダーの拡張点には次のようなものがあります。
    • 何百ものカテゴリがあり、歪んだ分布のデータを表示する場合に便利な「詰め込み」棒グラフ
    • より細かなグラフのカスタマイズ
    • 誤差バーの範囲を決める変数を指定できる「カスタム区間」
    • 凡例からのマーカーサイズの指定
    • グラフビルダー内での基本的な統計分析のサポート拡張
    • 等高線の滑らかさの指定のサポート、グラフのクリッピング機能
    • ブートストラップにより求めた平滑線の信頼区間表示
    • 点をずらす手法を選択するオプション
    • 箱ひげ図、点、ヒストグラム、バイオリンプロットでの[スケールの組み合わせ]のサポート
  • データテーブルの新機能には、次のようなものがあります。
    • 「式」タイプの列の画像をマーカーとして使用 
    • 複数行のデータのセルへの貼り付け
    • テーブルスクリプトのグループ化
    • イベントハンドラーの列プロパティで可能となった、クリック可能なリンク
    • 列の選択を逆転するオプション
    • 新しい変換列機能
    • 値ラベルから数値コード、数値コードから値ラベルへの変換をする列ユーティリティ
    • 行メニューに追加された[重複している行の選択]
  • インターフェースの強化により、次のような操作が可能です。
    • 環境設定のフィルタリング機能により、変更したい項目へ素早く到達
    • 検索機能がより強化され、プロジェクト内で便利なコンパクトモードもサポートした新しい「スクリプトの索引」
    • 計算式エディタで[OK]をクリックする前に結果をプレビュー
    • 自然順のソートを使用した新しい自動ソートアルゴリズム(例:Lot 1, Lot2,…Lot10, Lot11)
    • JMPファイル内から未知の実行可能コードを動作させないよう、ダウンロードされたファイルをチェックして警告
    • 3DグラフをカスタマイズするOpenGL表示設定ダイアログを一新
  • 再コード化の拡張機能には次のようなものがあります。
    • より詳細なフィルタリングのための検索ボックス
    • 改善されたテキスト分割
    • RegEx(正規表現)のサポート
    • 再コード化結果列からの読み込み
    • 再コード化のウィンドウ内で値ラベルを作成、値を値ラベルで置換
    • 多重応答の列のサポート
    • データのクリーンアップをJMPの外でも可能とする、再コード化の計算式を計算式デポに発行する機能のサポート
    • 新しい値にグループ化する機能

ダッシュボードの構築と共有
  • [再生]ボタンがある機能(バブルプロット、ローカルデータフィルタ、列スイッチャーなど)での、アニメーションGIFの録画と保存により、Flashを使うことなくJMPの動画をPPTスライドに埋め込むことなどができるようになりました。
  • ダッシュボードビルダーに、カスタムテンプレートを保存する機能が追加されました。
  • Webレポートを作成する機能により、分析のステップをまとめて共有するインデックスページと、そこからリンクしたそれぞれのインタラクティブHTMLレポートを作成できます。Webレポートの作成がスクリプト可能になったため、通常のレポート作成のスクリプトに、Webレポート作成の処理も追加できるようになりました。
  • インタラクティブHTMLのレポートでデータフィルタがサポートされました。選択のフィルタリングは行えますが、モデルの再計算などは行えません。

実験計画(DOE)
  • 「カスタム計画」にA最適化基準が追加されました。A最適計画では各効果に重みを設定し、特定の効果に重点を置いた計画を作成できます。他の基準(D最適やI最適)では、個々の効果に異なった重みを設定できません。
  • 不完備釣合い型ブロック計画(BIBD)を作成できるようになりました。
  • 加速寿命試験計画において、事前分布を指定する方法が改善されました。
  • 「計画の比較」において、スクリプトでは最大10個の計画を、GUIでは最大5個の計画を比較できるようになりました。
  • 「決定的スクリーニングのあてはめ」において、2乗項や交互作用項に対して弱い親子関係でも変数選択できるようになりました。
  • 「相関のカラーマップ」の相関係数をデータテーブルに保存できるようになりました。
  • 「MaxDiff計画」において生起行列が表示されるようになりました。「生起行列」とは、各ペアについて一緒の組になっている度数を行列形式で示したものです。
  • 「Space-Filling計画(空間補填計画)」において、カテゴリカルな因子がある場合の処理が改善されました。
  • 「カスタム計画」において、データテーブルに計画を保存する際に、実験順序の列を追加できるようになりました。

統計、予測モデリング、データマイニング
  • 「関数データエクスプローラ」では、センサーデータ、信号データ、バッチ処理データなどを簡単に分析できます。「関数データエクスプローラ」では、データを変数変換したり、配置を揃えたりできます。そして、いくつかの近似的なモデルをあてはめることができます。また、他のプラットフォームで分析するためにモデルの結果をデータとして保存できます。PRO
  • 「テキストエクスプローラ」において、次のような拡張が行われました。
    • 中国語および日本語の辞書をサポート
    • 語句や句をフィルタリングして一部のみを表示するオプション
    • ワードクラウドをトピックごとに作成
    • 判別分析のサポートPRO
    • 起動ダイアログにおいて、検証データを示す列を指定可能(「テキストエクスプローラ」の結果をもとに予測モデリングを行う際に有用PRO
  • 「一般化回帰」に、以下の新機能が追加されました。PRO
    • 応答変数に対する分布として、ガンマ分布や指数分布などの新しい確率分布の追加  
    • 多項ロジスティックモデル(3水準以上の名義尺度の応答に対するロジスティックモデル)をサポート 
    • 変数選択の方法の追加:総当たり法、変数減少法、減少付きの変数増加法、また超過飽和計画などのn < pであるデータにも利用されることがあるDanzig選択器
    • 解をリセットするボタンの追加、またVIF、自由度調整済み決定係数、RMSE、分位点プロット(QQプロット)、F検定などの出力のサポート、カスタム検定のサポート、2段階増加法における検証のサポート、大量データや変数が多い場合の処理速度の向上
  • 「欠測値を調べる」プラットフォームに、新しい補完方法が追加されました。この方法では、特異値分解によって低次元に近似されたモデルから欠測値を単一補完します。特異値分解によって得られた負荷量ベクトルをもとに、欠測部分に対する最小2乗推定値を求めます。また、検証列を指定できるようになりました。  PRO
  • プロファイルのシミュレーション機能において、「一般化回帰」などの起動ダイアログで指定した確率分布を使えるようになりました。
  • [一変量の分布]プラットフォームで、SHASH分布をあてはめることができるようになりました。
  • アソシエーション分析において、「多重応答」の列を指定できるようになりました。
  • 主成分分析で疎(スパース)なデータに対するアルゴリズムを選択できるようになりました。このアルゴリズムは、求める次元が少ない場合は、疎ではないデータに対しても高速で計算を行います。また、疎なデータに対するアルゴリズムでも、追加変数を扱えます。
  • 「モデルのあてはめ」の「ステップワイズ法」で名義尺度の説明変数を含むモデルを作成した場合、データテーブルに新しい列を作成するのではなく、変換の計算式が使われるようになりました。
  • 「K-近傍法」と「単純Bayes」にプロファイルが追加されました。「K-近傍法」において、近傍点の個数(K)を変化させて、それら各モデルの適合度を対話的に見ることができるようになりました。また、単純Bayesにおけるモデル診断が改善されました。PRO
  • 「計算式デポ」が改善されました。「再コード化」でも計算式デポに発行できるようになりました。より多くのモデルがサポートされ、また計算式を作成した列も扱えるようになりました。  PRO

品質管理、信頼性、シックスシグマ
  • 「工程のスクリーニング」において、ユーザーインターフェースが改善されました。また、ドリフトの検出、ゴールプロット、3種の管理図(three-way control chart)に基づく計算がサポートされました。
  • 仕様限界を設定・管理するための新しいプラットフォームが追加されました。
  • 「品質管理」メニューに、「累積和(CUSUM)管理図」プラットフォームが追加されました。
  • 「寿命の二変量」でもBayes推定が追加されました。
  • 「生存時間(パラメトリック)のあてはめ」における、包含関係にある複数モデルの比較が、「寿命の二変量」と同じものになりました。
  • スクリプトのFit Censored関数および「寿命の一変量」の計算速度が改善されました。間隔打ち切りである大規模なデータでの計算速度が改善されました。
  • 「累積損傷」プラットフォームに、標準化残差の確率プロットが追加されました。
  • 「寿命の一変量」でパラメータを固定した場合、固定したときの分布プロファイルの下に、固定しなかったときの分布プロファイルも表示されるようになりました。
  • 起動ダイアログで打ち切り列を指定したときに打ち切り値として自動認識されるデータ値が増えました。
  • 「再生モデルによる分析」に、カレンダーイベントプロット、経過時間に対する故障間隔のプロット、非同次Poisson過程モデルに基づく乱数シミュレーションが追加されました。
  • 「ステップワイズ法」で選択されたモデルをあてはめて予測式を保存したときに、1列だけで保存できるようになりました。
  • 「修理可能システムのシミュレーション」において、イベントとアクションとを結ぶ矢印を非表示にできるようになりました。非表示にされている場合も、クリックするとその項目に関係する矢印は表示されます。PRO
  • 「管理図ビルダー」における3種の管理図(three-way control chart)は、群間変動と群内変動の両方を求めます。
  • 「工程能力」ではいくつかの確率分布が新たに追加されました。群間変動と群内変動に基づくばらつきの計算が追加されました。また工程性能プロットが追加されました。

オートメーション、スクリプト、プログラミングインターフェース
  • データにアクセスする新しい方法として、次のものがあります。
    • Pythonの新しいJMPインターフェースによる、同じマシン上にインストールされたPythonへの接続、Pythonへのデータの送信、JSLスクリプトからのPythonコードの実行、Pythonプログラムの結果とデータの受け取り
    • JSLの新しいHTTP Request()機能による、APIを使用したWebデータへのアクセス
      • JSLを使用した外部Webサーバーとの通信
      • 通信にはAPI(アプリケーションプログラミングインターフェース)を使用
      • HTTP RequestとJSLのJSON解析機能を合わせて使用することによる、Webデータの容易な取り込み
  • 関連項目を表示する機能など、「スクリプトの索引」のインターフェースが改善されました。

消費者および市場調査
  • 多重因子分析は、特に官能検査データを分析するのに役立ちます。類似の商品を見つけ出したり、消費者や熟練ではない検査者からなるパネルで外れ値を探したりするのに役立ちます。
  • 「選択モデル」における階層型Bayesモデルの推定において、MCMCサンプリングを始める前の初期値が改良されました。分散が小さくなったり、事後分布が縮小することが少なくなりました。PRO

ドキュメント

JMP 14およびJMP Pro 14の新機能(PDF)のダウンロード、またオンラインマニュアルを参照できます。

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