これまでに開催されたセミナー/イベント

これまで弊社では、食品業界に従事する方々を対象に、さまざまなセミナーやイベントを開催してきました。
以下にその一部をご紹介します。

※ ご所属や記載内容は、イベント開催時点のものです


Discovery Summit Japan 2020(2020年11月19日・20日 オンライン開催)

パンの官能評価系の確立と食感マッピングによる特徴の視覚化(ポスター)
ユニテックフーズ株式会社 研究開発部 岩政 菜津紀 様
ユニテックフーズ株式会社 研究開発部 樋口 侑夏 様
ユニテックフーズ株式会社 研究開発部 課長浅野 桃子 様

近年の傾向として日本人の米離れが進んでおり、代わりの主食としてパンの需要が増加している。当社はパンの食感改良を目的とした生地改良剤の開発を行っているが、パンの食感を言葉で他人と共有し同じ認識を持つことは、同一のテクスチャー用語でも個々人によってズレが生じてしまうため非常に困難であった。そこで、官能評価による食感評価で特徴を二次元的にマッピングすることができれば、視覚的に誰もが同じ認識をもつことができると考えた。

本研究では、官能評価が容易な食パンとその応用であるメロンパンをモデルとし、統計解析や官能評価によりテクスチャー用語の選定とその定義付けを行い、官能評価系を確立した。これにより、人によって表現が異なっていたパンの特徴を共通の尺度で評価することが可能となった。また、市販品シェア上位5種の食感マッピングを作成し、その物性的特徴を可視化して示すことができた。


ゲルの官能評価用語の選定および食感マッピングによるゲル化剤の特徴の視覚化(ポスター)
ユニテックフーズ株式会社 研究開発部 樋口 侑夏 様
ユニテックフーズ株式会社 研究開発部 課長 浅野 桃子 様

食品のおいしさに重要な因子の一つがテクスチャーである。ゼリーやプリンのようなゲル状食品のテクスチャーを付与するゲル化剤において、高分子多糖類の種類やその配合比率を調整することにより、多様な食感設計を可能にする。メーカーのニーズやトレンドに合わせたゲル化剤の開発および提案を行うために、官能評価が重要になる。しかしテクスチャーの捉え方には個人差があるため、評価用語を主観的に設定してしまうと、適切な用語の選出漏れが起こる可能性や、担当者によるバイアスが強くかかってしまう。また、評価基準が個人に依存してしまい、ゲル化剤の特徴の認識にも差異が生じる恐れがある。本研究では、多重対応分析を用いて客観的に評価用語を選定し、評価基準を標準化した。さらに官能評価の結果を多変量分析(主成分分析、クラスター分析)することでゲル化剤の有する食感の特徴を相対的に位置づけし、食感マッピングによって視覚的に共有化できた。


食品業界向けJMP活用セミナー(2019年4月24日)

酒類の機器分析および官能評価結果解析でのJMP活用事例
キリン株式会社 酒類技術研究所 主任研究員 小田井 英陽 様

酒類を含む飲料・食品において、品質管理や商品開発上、機器分析や官能評価は必須である。近年の分析機器や評価・解析法の進歩に従い、大量のデータが得られるようになった。またJMPのような統計解析ソフトの進歩により、これらのデータを統合してより深く解析することによって、新しい知見を得ることができるようになった。

今回は、飲料・食品(特に酒類)の機器分析及び官能評価法及び解析法の概要を示すとともに、JMPでの解析例の一端をご紹介したい。具体的には、アルコール飲料における粘性の官能評価と物性値の関係について分析した例を、JMPのデモを交えて提示する。

食品業界で役立つ!PLS回帰の概要とその活用例
SAS Institute Japan株式会社 JMPジャパン事業部 増川 直裕

食品業界では、官能評価(分析型、嗜好型)、機器分析、近赤外線分光法などのスペクトル分析において、相互の関連性を調べるためにPLS回帰がよく用いられている。そもそもなぜPLS回帰という手法を使うのか?使うとどんなメリットがあるのだろうか?

本発表ではこのような疑問の回答も含め、PLS回帰に関する基本事項を図的な解釈も含めて分かりやすく説明する。さらに官能評価データと嗜好データの関連性をみることを目的としたデータを用いてJMP(JMP Pro)のPLS回帰を実施し、分析結果を見ながら因子の抽出、変数重要度、プリファレンスマップ、予測式などの重要事項について説明する。


食品業界向け JMP特別セミナー
JMPで、こんなことができる、こんな使い方をしている
- 食品のおいしさ評価を事例に(2018年9月5日)

JMPで、こんなことができる、こんな使い方をしている - 食品のおいしさ評価を事例に
ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社 研究開発本部 技術顧問 跡部 昌彦 様

私は、「おいしさの評価研究」に取り組んできました。分析型官能評価や嗜好型官能評価、機器分析などのデータを解析して、「おいしさを数値化する」というものです。今から10年ほど前に社長から「おいしさを感覚ではなく、科学で評価し、それを商品開発や営業活動に活かせ」と言われました。と言われても、何から着手してよいかわからず、いろいろな研究機関などに相談に行きました。その時にビジュアルなデータを見せていただき、「これはわかりやすい」と思い、「どうやって作ったのですか?」と聞きますと、「JMPという解析ソフト」という答えでした。すぐにJMPの本を購入し、しばらくしてソフトも購入しました。以降、JMPを使って「おいしさを数値化」を行ってきました。
統計解析落ちこぼれの私でも続けられたのはJMPのお蔭です。JMPは、解析がよくわかっていなくても、様々なデータをいろいろな角度から検証できますが、解析がわかっていた方が使い勝手が増すことは当然です。私は、JMPを使っていく中で、それを学んでいったのですが、この講座を聞いていただく皆様には、私のように苦労する必要はなく、統計解析の基本を踏まえつつ、「JMPで、こんなことができる、こんな使い方をしている」という事例のお話をし、お役に立ちたいと思っています。

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食品業界におけるJMPの利用用途と役立つ分析機能のご紹介
SAS Institute Japan株式会社 JMPジャパン事業部 増川 直裕

食品業界での主なJMPの利用用途として、官能評価データ、消費者調査データ、機器データ、実験データ、臨床試験(動物、ヒト)データなどの分析が挙げられ、近年のJMPのバージョンアップでは、これらの分析用途で役立つ分析機能が多数追加されています。本発表ではJMPのバージョンアップの過程を振り返り、近年追加された主な分析機能(グラフも含む)をご紹介し、食品業界で役立つ利用方法を提示します。

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